
1: 湛然 ★ 2026/05/22(金) 22:10:50 ID:e6PYhSUK9 国家・技術・覇権──『テクノロジカル・リパブリック』の構造的限界 5/7(木) 11:29 パランティアのCEOが著した『テクノロジカル・リパブリック』は、国家とテクノロジーの関係をめぐる議論として注目を集めている。 しかし、語られている内容以上に、「何が語られていないのか」が重要である 先日、パランティアの公式Xアカウントがマニフェストと称してポストした22項目に対して、「テクノファシズム」という批判が世界中で起きた。 【一田和樹】 Xではポストが勝手に多国語に翻訳されて表示されるという新しい機能のおかげだ。 そのポストは昨年パランティアのCEOが出版した「テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来」(日本経済新聞出版)という本を元に作られたものだとされていた。 気になったので、さっそく買って読んでみた。 その結果、この本は書いてあることよりも、書いていないことの方が重要だと思うようになった。 書いていないこととは、書かれているべきなのに書かれていないことであり、書かれていないことの方がパランティアという企業の本質を知るうえで役立つ。 書かれていないことからわかるのは、世間でよく言われているのと違い、パランティアは現実と乖離した認識で世界に挑もうとしている毒性の高い存在ということだ。 (※中略) 【本書に書かれていないことから見えてくるアメリカの猛毒】 本書に書かれていないことをまとめると、下記のようになる。 ・本書ではアメリカ中心の世界が前提になっているため、全ての国はアメリカより下位であり、対等な議論や協力は考えられない。 ・アメリカは誰にも感謝しない。 ・偏った人文系知見に基づいているため、安全保障上の重要な課題をいくつも見落としている。 ・人類全体の危機については考えていない。 アメリカが安泰なら世界も安泰であり、アメリカが滅ぶなら世界も滅ぶという発想らしい。 ・エンジニアについて繰り返し言及はあるが、エンジニアリング的な発想に基づく検証のない人文的精神論に終始している。 「テクノファシズム」と呼んでもよいのかもしれないが、それ以上にあまりにも現実離れした本書が、世界的に影響力を持ちつつある企業のCEOによって書かれているのは怖い。 おそらく自分の知らないことは重要ではなく、自分の知っていることは重要なことだと考えているのだろう。 そうでなければ、あれほど大量のうくを語ったりしない。 しつこいようだが、パランティアのCEOが安全保障を語る際にCBRN、サイバー攻撃、量子と宇宙についてほとんど触れていないのはおかしいというより、欠けている部分で致命的に劣位になった場合にどうするつもりなのか、という不安がわいてくる。 現実を見ない楽観的な人の思考を「お花畑」と呼ぶことがあるが、「テクノロジカル・リパブリック」はエンジニアでない人が「エンジニア畑」な発想で書いた本だと言える。 (※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。) ニューズウィーク日本版 国家・技術・覇権──『テクノロジカル・リパブリック』の構造的限界(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース先日、パランティアの公式Xアカウントがマニフェストと称してポストした22項目に対して、「テクノファシズム」という批判が世界中で起きた。【一田和樹】 Xではポストが勝手に多国語に翻訳されて表示されるYahoo!ニュース はじめに:『テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来』 | 日経BOOKプラス はじめに:『テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来』その本の「はじめに」には、著者の「伝えたいこと」がギュッと詰め込まれています。この連載では毎日、おすすめ本の「はじめに」と「目次」をご紹介します。今日はアレクサンダー・C・カープ、ニコラス・W・ザミスカ(著)、村井章子(訳)の『テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来』です。日経BOOKプラス…