929: 名無し:14/08/05(火) 12:27:10 ID:??? 自分が今より世間知らずだった時代にあったこと 大学生最後の夏、祖父の別荘の近くのお店で、若い男性に声を掛けられた。 今から思えばどう考えてもナンパなんだけど、自分は生まれてずっと女子高で、男性に憧ればかりがあって、 少し話しただけで「これは運命の人!!」と思ってしまった。 交際はすぐに家にバレて、祖父にも両親にも大反対され会えなくなったが、「私たちの愛を守ろう」と大学卒業を同時に彼と駆け落ちした。 入籍して彼のアパートで一緒に暮らし始めて、最初は楽しかった。 でも「今会社忙しいんだ」と、どんどん彼の仕事の帰りは遅くなっていって、一人寂しくなった。 ある日、大家さんが話しかけてきて、 「お宅の旦那さん、いっつも女の運転する車で帰ってくるけど大丈夫?あの女ね、旦那さんと絶対長いアレの女よ」 と言われた。…