1 名前:ぐれ ★:2025/07/03(木) 22:32:19.22 ID:WaHuXWzs9.net 罰を受けるのは女性だけという絶望的な現実「悪いのは未熟なせい?」 妊娠・出産を巡る日本の課題、制度的欠陥なのに「自己責任」と言われ続け… ※47NEWS 2025/07/02 Published 2025/07/02 09:00 (JST) 2022年、当時20代前半だったナギサさん(仮名)は自宅で男児を産み落とした。死産だった。同居の母親を含め、周囲の誰にも相談できない。遺体は公園に埋めたが、後に死体遺棄罪で逮捕され、有罪となった。 望まぬ妊娠をしたものの、家庭や行政に助けを求められず、孤立出産するケースが各地で後を絶たない。赤ちゃんをどうしていいか分からず、乳児を遺棄した女性が、高校生や外国人の技能実習生だったというケースも。精神的に追い詰められ、命の危険を顧みずに産んでも、育てられないため遺棄し、犯罪者にされる。 一方で、男性側は特定されなければ、罪にも問われないことが多い。なぜこんな不平等が続くのか。調べていくと、「自己責任」ではすまされない、妊娠・出産を巡る日本の制度上の欠陥が見えてくる。(共同通信=国枝奈々) ▽行き場失い 妊娠のきっかけは「パパ活」だった。 「15歳で始めた。話し相手がほしくて、最初はお金ももらっていなかった」 幼少期に両親が離婚。母親の転勤で各地を転々とした。転校を繰り返し、小中学校になじめず、いじめも受けた。高校1年で退学。心のよりどころは、動画サイトで活躍するアイドルグループだった。 旅館に住み込みで働いたり、キャバクラで働いたりしながら、全国のライブに「推し仲間」と夜行バスで行くのが楽しかった。稼いだ金を推し活につぎ込んだ。 異変が起きたのは2022年春。体調が悪くなり、妊娠検査薬で「陽性」が出た。それでも病院には行かない。妊娠と診断されればキャバクラを解雇され、仕事を失うと思ったからだ。 母親にも相談できない。仕事で忙しそうな上、ヒステリックに怒ることが多かった。幼い時からたびたび「何回同じことを言わせるの」と怒鳴られた。 ほかにどんな相談先があるか分からない。行政などの相談窓口は信用できないと思った。以前、学校でいじめに遭ったとき、勇気を出して窓口に電話したら「母親に相談して」と言われるだけで、何の解決にもならなかったからだ。 まず中絶を考えた。スマホで何度も調べたが、費用が高すぎる。尻込みした。だんだん大きくなるおなかを隠せず、キャバクラは辞めざるを得ない。悩むうちに中絶可能な期間は経過した。どうしようもないまま、独りで苦しんで産み落とした。死産。動転して産婦人科に電話したものの、「警察へ行きなさい」と繰り返し言われるだけだった。 でも警察へ連絡する勇気も気力もない。公園に埋めたのはこう考えたから。 「暗くてじめじめした場所よりは、花が沢山あって(子どもたちが遊ぶ)にぎやかな場所に埋葬してあげたい」 遺体は近隣住民が見つけ、防犯カメラですぐにナギサさんが埋めたと特定された。 ▽自己責任で片付けられない ここまで読んでどう思われただろうか。「パパ活なんかするから」「自業自得」などと言いたくなるかもしれない。ただ、続きを読んでいただければ、自己責任では片付けられない問題であることが分かる。 続きは↓ 引用元:…