
1: 七波羅探題 ★ 2026/04/23(木) 07:55:45 ID:ERw9+tJ19 Diamond Online2026年4月21日 6:00 西武渋谷の閉店で考える「東京のデパート」と「大阪のデパート」の決定的な違い首都圏の私鉄系百貨店は、駅前再開発で規模が縮小されるか、消えつつある。東急、西武、東武、小田急、京王も例外ではない。なぜ、デパートは瀕氏時代を迎えているのか。かつて、その強みは、色鮮やかな包み紙に象徴される「信頼ビジネス」だった。それは長引く不況で、いったい何に置き換わったのか。今こそ庶民がデパートで買うべきものがあるとすれば、その答えとは?ダイヤモンド・オンライン (前略) 「ここでなきゃ!」が残っている大阪のデパート 「いやいや、大阪のデパートは元気だよ」という話を聞き、確かにそうだ!と膝を打った。 大阪駅の2大デパートと言えば阪急うめだ本店と阪神梅田本店で、この2店は長年のライバルだ(とはいえ今は同じグループだが)。 在阪の友人いわく、「よいものを買うなら阪急、美味しいものなら阪神」だとか。 いずれも電鉄の駅と直結している。 が、神戸を結ぶ高級住宅街を走る阪急電鉄と、阪神タイガースの本拠・甲子園へ向かう阪神電鉄とでは、全くカラーが違う。 筆者は阪神デパートによく行くが、「野球観戦にお勧め弁当」などと振り切った売り方が気持ちいい。 JR大阪駅周辺の商業施設には「ちょい飲みフロア」があるのが特徴で、中でも阪神梅田の「スナックパーク」は、大阪くいだおれグルメがそろっていて人気だ。 しかし、このちょい飲みに特化したフロアは、お行儀がいい阪急には見当たらない。 この「庶民派おかんvs高級マダム」のような、はっきりした対抗軸があるからこそ両デパートが並び立ち、それぞれにファンがつくのだろう。 こうした分かりやすさを持つデパートは、東京23区でいえば、日本橋三越や高島屋、新宿の伊勢丹、上野の松坂屋あたりだろうか。 かつて、西武は「若者カルチャー」を掲げてその中に斬り込んだが、肝心の若者が平成に入って変容し、ブランドよりもコスパ重視で消費するようになったから力尽きていったのでは――と思ったりもする。 首都圏の私鉄系百貨店は、駅前再開発で規模が縮小されるか、消えつつある。 西武、東武、小田急、そして京王の各デパートは、いずれも再開発に直面している。 リニューアルして再開業するのか、それとも撤退か。 デパートがもはや稼げなくなった業態であることを浮き彫りにし、もっと稼げる商業施設や外資系の高級ホテル、レジデンスに取って代わられていく。 では、今こそデパートで買うべきものはあるのか。 答えがあるとすれば、「資産価値が高いもの」だろう。 昨今、金(ゴールド)価格が注目されている。 実はデパートでは定期的に「黄金展」なる催しを行っている。 金製品を取りそろえた展示販売会で、昨年は大谷翔平選手の純金製フィギュアも話題になった。 また、老舗デパートの上階には美術品や工芸品などを扱うコーナーがある。 資産になるものを買おうと考えた時に、最も重要なのは「信頼できる品か」どうかだ。 「デパートならニセ物を売るはずがない」と抜群の信頼力が生きるのは、こういう商品だろう。 もし、庶民が「間違いなく価値のあるもの」を買いたいなら、あえてデパートで買う意味はある。 とはいえ、純金製の大谷フィギュアを買えるわけでもないので、手ごろなところでは「贈答品の解体セール」あたりか。 中元・歳暮の食品セットなどのばら売りだ。 デパートが扱うちょっと高級な食品を安く買える――ささやかな贅沢だ。 昭和の時代、デパートは「暮らしが豊かになっていく」という庶民の夢とともに成長してきた。 悲しいことだが、「もはや豊かにはならない」と私たちが考える以上、デパートが甦る機会はないのかもしれない。…