1 名前:ばーど ★:2026/04/09(木) 12:19:57.07 ID:pazf8btf.net 華やかな民族衣装をまとった大人や子どもたちが「帰れ、帰れ」と一斉に叫ぶ。かたわらで10歳の少女がつぶやいた。「一度でいいから、楽しく祭りをしたい」 3月22日、埼玉県南部に多く暮らす在日クルド人が、さいたま市の公園で新春を祝う祭り「ネウロズ」を開いた。平和で楽しいはずの祭りは、これまでクルドヘイトを繰り返してきた政治家らが会場を訪れたことで、損なわれた。 2016年に「ヘイトスピーチ、許さない。」とうたったヘイトスピーチ解消法が成立して、今年で10年となるが、ヘイトの矛先は在日コリアンから在日クルド人へと移りながら、深刻化している。背景を探った。(共同通信ヘイト問題取材班) (略) ▽2023年、突然標的に 「国を持たない最大の民族」といわれる中東のクルド人は、トルコなどで迫害を受け、1990年代から日本に逃れる人が増加。現在では埼玉県川口市、蕨市を中心に約2千人が住むとされる。多くがトルコ国籍のため統計はない。突然、標的にされ始めたのは2023年からだ。 蕨に事務所を構え、ヘイト問題に取り組む金英功弁護士が分析する。「2023年春に、国会で入管難民法の規制強化が審議されていました。クルド人たちが難民申請をしても認定されない危機感を訴えたことで注目され、攻撃され始めました」 SNSでのヘイトに続き、デモや街宣が川口、蕨で頻繁に行われ、2月の川口市長選と衆院選でも候補者や応援弁士によって繰り広げられた。 日常生活でも影響は深刻だ。クルド人の幼い女児が盗撮され、SNSに「万引していた」と虚偽投稿された。盗撮事件は数多く、クルド人住民の多くが写真や動画を撮られることに過敏になっている。協会や支援団体には「殺せ」「出て行け」などの電話やメールが送りつけられている。 街宣禁止の仮処分を受けた渡辺氏は、かつて川崎市で在日コリアンを標的とするヘイト街宣をしていた。川崎で2019年、ヘイトスピーチに刑事罰を科す全国初の条例ができたのを機に、街宣団体が川口に流れたとの指摘もある。ただ、金弁護士はその説を打ち消した。 「川崎でやりづらくなったから川口に来たとは思えない。彼らはターゲットさえあれば、どこでも行きます。埼玉では規制する条例がないので、川崎では言えないようなことを、川口だと言えるというのはあるでしょう。以前は朝鮮人、今はたまたまクルド人。これから何人がターゲットになるか分かりません」 ▽千人以上が「ノー・ヘイト」 差別に抗議する動きも活発だ。1月11日、「ごちゃまぜ川口ノーヘイトマーチ」と題した大規模なデモが初開催された。約1200人がJR川口駅からJR西川口駅まで約5キロを歩き、「ヘイトをやめろ」「一緒に生きよう」と声を上げた。沿道からは、さまざまな国籍の市民が笑顔で手を振った。 市民グループ「ごちゃまぜ川口」が主催。参加者は、クルド民謡やロック音楽に合わせ、思い思いの旗やプラカード、楽器を手に笑顔で歩いた。 横浜市から参加したミュージシャンの女性(56)は「排外主義がまん延していて、それがもてはやされているのが怖い」と話した。沿道で見ていたバングラデシュの男子大学生(23)は「すごくいいね。私も彼らと一緒にいたい」と笑顔だった。 ゴールの西川口駅前は、「ガチ中華」と呼ばれる本格的な中国料理の店が集まる。強風の中を歩き続けたにもかかわらず一様に満足顔の参加者たちは、三々五々、打ち上げの店に入っていった。 ▽汚された町を塗り替える 主催団体メンバーの会社員・中島麻由子さん(40)に、デモを計画した理由を聞いた。 「ロビイング、カウンター、裁判支援など、差別に反対するために私ができることはやり尽くしたと思っていました。でも、2025年夏の参院選後に『反移民デモ』が増えたりして、劣勢だと思って。 外国人住民は、ヘイトデモのことをちゃんと知っています。だから、そうじゃない動き(私たちのデモ)があることを知ってほしかった。 デモでは、被害を受けている人たちを直接どうにかすることはできないけど、社会に『ヘイトは駄目』という考えを育てたり、川口の多様性を肯定したりはできる。ヘイトで町が汚されたのを、塗り替えたかった」 ▽国連から何度も勧告受ける日本政府 全文はソース先で 共同通信 2026/04/09 10:30:00 引用元:…