827: おさかなくわえた名無しさん 2006/09/13(水) 00:34:38 ID:e6+CyrRw 雨の日、老人だらけの満員バスにて。前半分が電車みたいに向き合う座席の バスだったんだけど、俺の向かいにカルの彼女・母親・子供って座ってた。 しばらくして、買い物袋をごっそり持ったおばあさんが乗り込んだ。 子供がそれを見て「ぼく立ってもいい?」と母親に聞いたら「ダメ!!」と即答。 カルの彼女の方が「どうぞー」って言って立ったのだが(彼氏はすでに立ってた) 荷物が多くてばあさん戸惑う。床に置いたら邪魔になると言うので、 手ぶらだった俺が買い物袋をかかえた。ばあさんみんなに礼を言いつつ着席。 そこでカーブにさしかかるバス。ヒールを履いてた彼女は、濡れた床で滑ってコケてしまった。 男の子がおろおろしながら「ぼく立つからお母さんつめれば座れるよ」と言ったのだが、 母親は「(終点)までまだまだなんだから立ってらんないでしょ!何言ってるの!」と怒って、 男の子の頭をベシッとはたいた。慣れてるみたいで男の子は特に反応せず。 さらに俺を見て「荷物持ってるからって座ってないであなたが立てばいいんじゃないですか?」と。 俺はあんまり他人と接することがないので、こういうときの気遣いがうまくできなかった。 立とうとしたら、彼氏の方が「いいですよ」と言って、母親の方に歩み寄って平手でペシッと頭を叩いた。 「何するgyふじこlp@;:」と叫び始めるのを無視して、彼氏は男の子の頭をなでながら 「お母さんを叩いてごめんね」と言った。そこでバス停にさしかかり、カルは降りてしまった。 まだなんだかんだと喚く母親に、おばあさんが、「そんなに立派なぼうやがいながら、 親として恥ずかしいことをしてるとは思いませんか。あなたはしつけだと思って ぼうやの頭を叩いているのでしょうね。先ほどの親切な方があなたに手をあげたのが、 どういう意味なのか分かりませんか」というようなことを言った。 母親は顔を真っ赤にしてそれから一切喋らなくなった。 武勇伝はないのかな、でも男の子もカルもおばあさんもかっこよかった。…