
1: 七波羅探題 ★ 2026/03/25(水) 13:33:54 ID:PLz0kSGf9 47news2026年03月24日 10時30分 受刑者の社会復帰を支援したら、世間は受け入れるのか? 「犯罪者」のレッテルを貼られ、生きざるを得ない現実 2025年6月、刑罰の懲役と禁錮を廃止し、統一した「拘禁刑」が導入された。刑務作業が義務ではなくなり、罪を犯した人を懲らしめる場所だった刑務所は「立ち直り」を応援する場になった。刑務所は具体的にどう ... 47NEWS (前略) ▽自分について語ることを繰り返す ―精神疾患がある人をケアするためにフィンランドで始まった「オープンダイアローグ」という「対話」のモデルが取り入れられているそうですね。 「受刑者は罰するだけの対象ではなく、ケアを必要とする対象という考え方が根底にあります」 「対話の場には話し手(受刑者)、聞き手(刑務官等の職員)、観察者(刑務官等の別の職員)がいます。 話し手が語った内容を、聞き手と観察者が話し合います。 そのとき、話し手は残る二人の対話を観察する人になります」 「大事なのは話し手の言葉を、聞き手と観察者が、話し手の言葉を歪めず、整理しながら話し合うことです。 話し手である受刑者は『自分の話を、しっかり聞いてもらえた』と思えます」 ―対話にどんな意味があるのでしょうか。 「受刑者には、自分について語ることに慣れていない人が非常に多いと感じています。 対話の場では、受刑者自身が、自分の思いや考えを言語化することで、まず自分の内面との『内的会話』が生まれます。 それを発話して、聞き手に伝えることが『外的会話』です。 さらにその会話の内容を観察者が話すと、対話の循環が生じます。 このような語り合いを続けることで受刑者の立ち直りを促します」 ―受刑者に反省させ、本人が抱えている問題を解決する場ということですか。 「むしろ逆ですね。 誰かに反省しろと言われたり、こうするべきだと決めつけられたりしても立ち直れません。 対話を繰り返すことで、自分の中から立ち直る意志が自然に立ち上がってくるようなイメージだと私は考えています」 ▽「改善更生」と現実とのギャップ ―拘禁刑は「改善更生」を図るのが目的と、刑法に書いてあります。 改善更生とはどういう意味ですか。 「難しいポイントです。 拘禁刑は受刑者の社会復帰を支援するとともに、再び刑務所に入る『再入者』を減らすことを目的にしています。 再入者にならないように『改善』し『更生』させるということです。 しかし私は『あなたが変わらないと社会は受け入れません』と、受刑者側だけに変化を迫っているようにも感じています。 そのような『社会』で更生した生活を継続するのは難しいと思います。 そこに拘禁刑の限界があるような気がします」 ―そもそも社会復帰とは何を指すのでしょうか。 「建前としては、再犯せず、社会で生きていくことでしょう。 しかし仮に刑務所に戻らなくても、何らかの支援を受けつつ、アパートで誰とも話さずに孤立して生きていくことが社会復帰だと私には思えません」 ―では真の社会復帰とはどういう生活なのでしょうか。 「一つは、困ったときに相談に乗ってくれる人がいることです。 私は、かつて勤務していた少年院で、少年から『相談することの意味が分からなかった』と言われて驚いた記憶があります。 罪を犯した人には、子どものときから親にも他の大人にも頼れず、助けてくれる人もいなかったという環境で育った人が多いと感じています。 だからこそ、出所後は誰かと信頼関係を築き、助けられたり助けたりする人生を送るのが社会復帰だと思います」 ▽犯罪者に甘い? ―今の社会は、受刑者が復帰できる場所でしょうか。 「社会が生きづらい、不寛容だと感じている人は多いと私も思います。 元受刑者は『犯罪者』というレッテルを貼られ『スティグマ』(負の烙印)を背負って生きざるを得ない。 本人が立ち直ろうとしても、社会でチャンスを与えられにくいのが現実です。 ですから『刑務所のほうがましだ』と考え、再犯し刑務所にわざわざ戻ってくる人がいるのも事実です」 ―被害者からは『犯罪者に甘い』といわれないでしょうか。 「そのような声が上がるのは、もっともです。 しかし、このように考えてはいただけないでしょうか。 罪を犯した人が立ち直り、社会に戻る場所があれば、その人は働き、税金を納め、仲間に助けられたり助けたりする生活を送る。 犯した罪は消えません。 しかし、再犯しなければ新たな被害者を生み出さないということでもあります」 ※全文は出典先で…