424: 名無しさん@おーぷん 20/04/17(金)17:07:17 ID:Xe.4w.L2 中3の時の学年だよりには、毎月、学年の先生が1人か2人、好きな本や感銘を受けた本を紹介するコーナーがあった。私の担任は大学を出たばかりの英語の女性の先生で外国の本を紹介した。「この本はアメリカ(イギリスだったかも)では有名なヤングアダルト小説で私が中高生の頃よく読んでいました。(中略)ヤングアダルト小説って言葉みんな知ってるかな?気になる人は調べてみてください!」みたいなことが書いていたと思う。私はその時にはじめてヤングアダルト小説という言葉と、アダルトが「大人」「成人」を意味することを知った。なんとなく、成人向けビデオのイメージでやらしいとかそういう意味だと思っていたんだよね。他のクラスメイトもアダルトの本当の意味を知っている人と知らない人がいてバカな男子が「アダルトww」とゲラゲラ笑っていたのを覚えている。ちなみにヤングアダルト小説というのは10代や若い大人向けに書かれた小説を指すらしい。母も「アダルト」の意味を知らなかったようで、「アダルト=やらしい」と勘違いしていて、PTAの集まりで中学に来た時に「生徒にやらしい本を勧めるなんてどういうつもり!」「ヤングアダルト小説って若い人向けの官能小説ってこと?」「女性がそんなものを読むなんてはしたない!」と職員室に乗り込んで先生を怒鳴りつけたそうで、恥ずかしかった。担任にヤングアダルト小説がなんなのか説明された流れで「アダルトは大人、成人という意味で、それ自体に変な意味はないですよ。」と言われるも、なかなか信じなかったようで別の英語の先生が英和辞書を持ってきて「adult」のところを見せるとようやく冷静になったらしい。母は帰宅後、「お母さん勘違いしちゃった〜。」とヘラヘラ笑いながら詳しく話してきて詳細を知った。運悪く、校則違反をして職員室で怒られていた幼馴染が母が怒鳴り込んだ様子を目撃してしまい、しばらくみんなにからかわれて嫌だった。母に文句を言ったが、「アダルト」なんて紛らわしい言葉を使う先生が悪いの一点張りだった。だとしても先生が紹介していた本のタイトル(邦題)はふつうに女の子向けの小説という感じでどう考えても性的な連想ができないものだった。おまけに学年だよりには本のあらすじまで書いてあった。それに当時、母はいち早くスマホを持っていたのだから調べるなりすればよかったよね。それ以外にも勘違いから確認もせずにいきなり怒り出すことがたまにあって家族みんなうんざりしている。…