
1: 七波羅探題 ★ 2026/03/15(日) 18:22:30 ID:UgQJv+9/9 【「公立いじめ」との声も】授業料無償化先駆けた大阪のいま…公立高校の約4割が定員割れ『私立有利・公立不利』の状況は“負のスパイラル”生む懸念 MBS2026年3月15日(日) 11:00 【「公立いじめ」との声も】授業料無償化先駆けた大阪のいま…公立高校の約4割が定員割れ『私立有利・公立不利』の状況は“負のスパイラル”生む懸念【教育アドバイザー・清水章弘さん解説】 | MBSニュース | 関西の最新ニュースを分かりやすく。3月11日、大阪府の公立高校の一般入試が行われました。平均倍率は1.05倍となりましたが、現時点で約4割の学校が『定員割れ』。背景には、「高校の授業料無償化」があると考えられています。 4月から全国…MBSニュース 3月11日、大阪府の公立高校の一般入試が行われました。 平均倍率は1.05倍となりましたが、現時点で約4割の学校が『定員割れ』。 背景には、「高校の授業料無償化」があると考えられています。 4月から全国で実施予定の授業料の無償化―。 全国に先駆けて無償化に取り組む大阪で、いま何が起きているのか。 そして、無償化は現場の教育にどのような影響を与える可能性があるのか。 教育アドバイザー・清水章弘さんの知見を交えて解説します。 ■「私立専願者」の割合が年々増加…懸念される『公立離れ』 全国に先駆けて授業料の無償化を進めてきた大阪では、いわゆる「公立離れ」が進んでいると懸念されています。 大阪府内での「私立専願者」と「公立高校に進学したいと考える中学3年生」との割合の推移を見てみると―― 2024年=無償化が段階的に開始されたタイミングから「私立専願者の割合」が年々増加。 一方で「公立高校に進学したいと考える中学3年生の割合」は年々減少しています。 ■〝無償化”始まった2024年以降 府立高校の4割以上が定員割れ その結果、大阪では、授業料無償化が始まった2024年以降、4割以上の府立高校で定員割れが起きています。 今回の入試でも、大阪府内の府立高校全126校のうちに55校(43.6%)が定員を割り込みました。 大阪府では「3年連続で定員割れとなった高校は再編・整備の対象とする」というルールが設けられています。 最終的な判断は地域の実情を踏まえて行われるということですが、今後は学校の統廃合が進んでいくと考えられています。 ■無償化で公平な競争になるはずが…「安さ」のメリット失い「公立いじめ」に? 少子化が進み、子どもの数に合わせた学校数の適正化が避けられないなか、始まっているのが公立高校と私立高校の生き残り競争です。 授業料が無償化されたことで、その競争は“公平”になるはずでした。 しかし、無償化によって公立高校は今までの「安い」というメリットを失いました。 このため現場からは「公立いじめではないか」と“不公平”を指摘する声が上がっています。 ■入試制度や修学旅行…柔軟な私立は有利? 「私立有利」とされる要因の一つが、私立高校の柔軟な入試制度です。 教育アドバイザーの清水章弘氏は、「私立高校は試験日程が公立より早く、かつ午前・午後の複数回受験や併願が可能であるのに対し、(現時点で)公立高校の受験は基本1校のみ」だと指摘したうえで、次のように話しています。 (教育アドバイザー・清水章弘氏)「試験日程が早いと、なるべく早く合格して安心したいと思いますよね。 そうした条件を揃えずに『競争しましょう』というのは、甚だおかしなものだと思います」 このほか私立高校では、海外への修学旅行やデザイン性の高い制服、充実した設備など、学校の魅力づくりに力を注ぎやすいという側面もあります。 現場からはこうした競争条件の差によって「私立有利で公立には不利」だという指摘が上がっているといいます。 ■『不利な競争』で高校の魅力低下…懸念される「負のスパイラル」 もし「不利な競争」によって、現場の教員のモチベーション低下や人材流出が起これば、公立高校のさらなる魅力低下という「負のスパイラル」にもつながりかねません。 教育の質にも関わる問題になる可能性があります。 ■高校は「最後の公共施設」 影響は教育だけにとどまらず さらに、統合や再編といった学校数の適正化がもたらす問題は、単に教育だけにとどまりません。 地方の過疎化が進む中、高校は「最後の中核的な公共施設」としての役割も担っているからです。 清水氏は、「高校の減らし方は街づくりそのものだ」と指摘します。 (教育アドバイザー・清水章弘氏)「高校がなくなると、子育て世帯がいなくなってしまう。 元気がなくなってしまう。 つまり、どこの学校を減らしていくのかということは、街づくり、国づくりそのものだから、慎重に行かなければいけない」 ■高校のあるべき姿とは?時代に合った学びとは では、高校のあるべき姿とはどのようなものなのでしょうか。 時代とともに求められる人材は変化しているにもかかわらず、国内の高校では戦後から『普通科偏重』が続き、現在は約74%の生徒が普通科に在籍しています。 アメリカなどでは、高校は「社会進出を準備する場」という位置づけが強く、そのまま就職する生徒も珍しくありません。…