1: 名無しのスコールさん 2026/03/15(日) 21:09:22.11 ID:Ke1HdQ810● BE:567637504-PLT(56555) 「あれ? 何言おうと思ってたんだっけ?」 「あの人の名前が出てこない」 一度は経験があるのではないだろうか。ただ、それは、単なる加齢によるものなのか、もしくは認知症などの病気に起因するのか。脳神経外科医に判断の境目について聞いた。 ◇忘れっぽい理由は 筆者の母(70)は昔から忘れっぽいところがある。出かけた先に雨傘を置き忘れたことは一度や二度ではなく、家族の間では半ば笑い話になってきた。 ただ高齢となった母は、周囲からの勧めもあり、昨年末に病院を受診することなった。 精密検査も受けた結果、脳に異常は見つからず、医師の診断は、認知症ではなく、物忘れも「加齢の範囲内」というものだった。 家族とともに母は胸をなで下ろしたが、物忘れが「加齢」によるものなのか、それとも「病気」のサインなのかを見極める難しさを考えるきっかけになった。 ◇小さな変化「連続的に捉えて」 厚生労働省の推計によると、2022年時点の65歳以上の高齢者における認知症の割合は12・3%(443万人)で、軽度認知障害(MCI)の15・5%(559万人)と合わせると高齢者の3人に1人が認知機能にかかわる症状を抱えている。 高齢化とともに認知症と診断される人も増加しているなか、国内では23年に新薬「レカネマブ」が承認された。効果を得るには早い段階での治療が重要とされている。 では、どこまでが問題のない物忘れで、どこからが認知症疑いとなるのだろうか。 「点ではなく、線で見ることがポイントです」 そう解説するのは「10万人の脳を診てきた脳神経外科医が教える 脳を休めて整える習慣」(三笠書房)など多数の著書がある認知症専門医・指導医の奥村歩さん(脳神経外科)だ。 「もともと忘れっぽい人もいます。1年前にはなかった物忘れがここ半年で急に増えてきたり、仕事で自分らしからぬミスが増えたりといった変化を捉えることが大切です」 奥村さんによると記憶の仕組みは大きく分けて、入力(覚える)▽整理(情報を取捨選択する)▽出力(思い出す)――の3段階で成り立っているという。 人の名前や覚えた知識など、脳には日々膨大な情報が入ってきては記憶されていく。 「脳は不要な情報や誤った情報を捨てる一方で、大事な時に取り出さないといけない情報にはラベルを張っていつでも取り出せるように記憶していきます」 奥村さんによると、例えば駅で同級生に遭遇した時、名前をぱっと思い出せないのは「ど忘れ」にあたる。 「脳の入力に問題はなく、情報をうまく取り出せていない状態であるために『喉元まで出かかっているのに』といった感覚になるわけです」 焦るほど思い出せなくなるのも記憶のメカニズムと関係があり、緊張やストレスで前頭葉の働きが低下すると思い出すまでに時間がかかるという。 別れた後、しばらくたってふとした拍子に思い出すのはこのためだ。 「加齢によって脳は疲れやすくなります。『名前が出てこない』と笑って済ませられる程度なら、認知症の可能性は低いでしょう」 引用元: ・…