1:名無しさん+:2025/06/20 ID:??? 最近、若者の「黒歴史」に対する風当たりが異常に強くなったと感じています。 昔であれば、ノートにオリジナルキャラクターを描く、歌詞もよく理解できない洋楽に心酔する、いわゆる「中二病」的な自己表現も、成長過程の一つとして微笑ましく受け入れられていました。ところが現在は、そうした表現をしただけで「イタい」「黒歴史」「中二病」とネット上で晒され、嘲笑の対象となってしまいます。 若い世代も、この状況を敏感に察知しています。「イタいと思われたくない」という気持ちから、最初から挑戦することを避ける傾向が見られます。最近の若者に垢抜けた子が増えているのも、この現象と無関係ではないでしょう。見た目が洗練されていないと「芋」と馬鹿にされるリスクがあるからです。 しかし、こうした一見「イタい」行動や表現は、本来であれば創造性や感受性の出発点となるものではないでしょうか。自分なりの世界観を築こうとする試行錯誤、未熟ながらも何かを表現しようとする意欲??これらは、将来の豊かな表現力や独創性につながる貴重な経験です。 なぜ現代は、これほどまでに「黒歴史」が厳しく糾弾される時代になってしまったのでしょうか。SNSの普及により個人の過去が記録として残りやすくなったこと、完璧さを求める社会的プレッシャーの高まり、多様性を謳いながらも実際には同調圧力が強まっていることなど、複数の要因が絡み合っているように思われます。 若者が自由に失敗し、恥をかき、そこから学んでいける環境を取り戻すことが、今求められているのかもしれません。 元記事:…