元スレ 全てのレス 3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/02/03(金) 19:34:51.56 :SNekLgo70 ~事務所内のカフェ~ 神崎蘭子「これより第三回円卓会議を執り行う!」 晶葉「ああ、今回もよろしく頼む」 蘭子「前回の会議にて偽りの衣を以って彼の者に贅を給う、というところまでは決したな?」 晶葉「うむ、日出ずる処、その古き装いを以ってな」 晶葉「日常から非日常、その落差が生む価値観の崩壊を観測する・・・と言う意味合いも兼ねているがね」 蘭子「此度はその先に至るための議論であるが・・・」 晶葉「おや?その顔は何か妙案があるという感じだな」 蘭子「さすがの慧眼、貴公にはお見通しか」 晶葉「では聞かせてもらおうか」 蘭子「玉座へと至る道を切り開くことこそが彼の者の本質にして本懐」 晶葉「それは常々自身の口から言っていることだな」 晶葉「・・・ん?まさか・・・」 晶葉「・・・君の言葉を借りるなら、自らを生け贄に捧げる、と言うのか!?」 蘭子「然り」 晶葉「・・・それは私も考えなかったわけではないが・・・」 蘭子「我らはすでに迷える幼子にあらず」 蘭子「初夜の宴よりも技巧を凝らした趣向が出来るであろう」 蘭子「我らの日毎に増す輝きを見せつけてこそ報いとなるのではないか?」 晶葉「そうかもしれないな・・・段取りはどうするつもりだ?」 蘭子「偽りの衣を脱ぎ捨て、我が真なる姿を披露する」 晶葉「なるほど、二段構えと言うわけか。素晴らしい案だ!」…