1. 匿名@ガールズちゃんねる 違和感を覚えたのは、足元のバッグから荷物を取り出したときだった。 「ふと顔を上げると、隣の男性と目が合ったんです。偶然だろうと思い、そのまま過ごすことにしたのですが……。それ以降、姿勢を変えたり、飲み物を取ったりするたびに、同じように視線を感じるようになったんです。こちらが動くたびに、必ず見られている気がしました」 だが、話しかけられるわけでもなく、何かをされるわけでもない。ただ、黙って視線を向けられている。 「気のせいだろう」 美田さんは、そう何度も自分に言い聞かせたという。しかし、同じことが繰り返されるうちに、無意識に体がこわばっていくのを感じた。なんだか怖い……。 「男性は声を出すわけでもなく、触れてくるわけでもない。明確なマナー違反とは言えず、注意する理由も見つからなかったので、私はどうすればいいのかわかりませんでした」 「次に動いたら、また見られるかもしれない」 そんな考えが頭から離れず、時間がとてつもなく長く感じられたという。それは、約2時間続いた。 新幹線が到着し、席を立つと、隣の男性は何事もなかったかのように降りていった。外から見れば、何のトラブルもない、ごく普通の乗車時間だったと思われる。しかし、席を立った瞬間、美田さんはどっと疲れが押し寄せてきたと語る。 2026/03/04(水) 00:21:03…