1: 匿名 2026/02/17(火) 23:59:12 日本人の腸内細菌は世界の人とどう違うのか?調査した結果 - ナゾロジー私たち人間の腸内には、数百兆個もの微生物がすみついています。 これらがつくる生態系は「腸内マイクロバイオーム」と呼ばれ、消化や免疫、代謝など健康の土台を支えています。 では、日本人の腸内環境は、世界の人々と比べてどのような特徴を持っているのでしょうか。 この疑問に本格的に答えたのが、東京医科大学の研究グループです。 研究では、日本人5000人以上の腸内メタゲノムデータを、世界36カ国・25000人以上のデータと比較するという大規模な国際解析が行われました。 その結果、日本人の腸内細菌の“個性”が、世界的な文脈の中で初めて体系的に明らかになったのです。 研究の詳細は2026年2月10日付で学術…ナゾロジー 国際比較に基づく統計解析を進めると、日本人に有意に多い、あるいは少ない細菌属が多数見つかりました。 その中でも特に際立っていたのが、ビフィズス菌(Bifidobacterium属)の豊富さです。 ビフィズス菌といえば、整腸作用で知られる“善玉菌”の代表格です。 多くの日本人は、成人期になると乳糖を分解する酵素の働きが弱くなります。 そのため、牛乳に含まれる乳糖の一部が小腸で分解されず、大腸まで届きます。 この乳糖がビフィズス菌の栄養源となり、腸内での増殖を促している可能性が高いのです。 もう一つ、日本人の腸内環境を象徴する特徴があります。 それはノリやワカメなどの海藻に含まれる多糖類を分解する酵素遺伝子が、日本人の約90%以上から検出されたことです。 海藻の多糖は、野菜や穀物など陸上植物の多糖とは化学構造が大きく異なります。そのため、分解には専用の酵素が必要です。 この酵素遺伝子は、主に海藻を常食とする東アジア人集団で高頻度に見られ、欧米諸国ではほとんど検出されませんでした。 つまり、日本人の腸内細菌は、長年の食文化に適応してきた可能性が高いのです。…