
1: 匿名 2026/02/05(木) 09:35:57.16 ID:anvOEHud9 現在7割以上を中国からの輸入に頼っており、今後も輸入が続けられるかどうか懸念が広がっているレアアース。 内閣府が主導する研究プロジェクトチームは、日本の最東端・南鳥島沖の深海から、世界で初めてレアアースを含むとされる泥を回収したと発表しました。 まさに「研究の第一歩」を踏み出した状況ですが、次に気になるのが国内生産の行方です。課題や見通しはどのようになっているのか?東京大学生産技術研究所の岡部徹教授への取材を交えてまとめました。 レアアース泥の回収成功!そのスゴイ技術とは? 2011年に発見された南鳥島の「レアアース泥」。埋蔵量は中国・ブラジルに次ぐ世界第3位、1600万tとも言われていますが、今回技術的に難しいと言われていた「回収」に世界で初めて成功しました。 まず探査船「ちきゅう」を海上で静止させ、船上で約10mのパイプを約600本接続して伸ばし、そのパイプを先に海底6000mに沈めた先端部に無人機を見ながら接続します。 その後、船からパイプを使って下に海水を送り、先端部でレアアース泥をかくはんし、送った水とともにレアアース泥を船上に吸い上げる…こうした高い技術により回収に成功したのです。 「10年以上かかる」国内生産はまだ先か レアアース泥の回収成功について、東京大学・生産技術研究所の岡部徹教授は、「研究の第一歩という状況。技術的にはすごいことをなしえたと言える」と評価。 一方で「レアアース国内生産にはこれから10年以上かかると思った方が良い」と言います。次のステップとしては、「くみ上げたものをためて不純物を取り出す作業」が必要で、プラント化に時間が必要だということです。 「中国以外の国からの輸入という道も」コスト面も課題に また、岡部教授は“コスト面”の課題を指摘。「アメリカのように高コストを受け入れて自国生産にするという道もあるが、中国以外の国からの輸入という道も」あると言います。 現在、埋蔵量・生産量・精錬シェアともに中国1強となっているレアアース。特に精錬については、安全性や環境への配慮が日本に比べて低いため、圧倒的な低コストで市場を独占しています。 <レアアース埋蔵量> ▼中国 48.9%(4400万t) ▼ブラジル 23.3% ▼インド 7.7% (出典:USGS “Mineral commodity summaries 2025”) <レアアース生産量(世界合計39万t)> ▼中国 27万t (69.2%) ▼アメリカ 4.5万t(11.5%) ▼ミャンマー 3.1万t(7.9%) ▼その他 (11.3%) (出典:USGS “Mineral commodity summaries 2025”) <レアアース精錬シェア> ▼中国 91% ▼マレーシア 4% ▼ベトナム 1% ▼その他 3% (出典:IEA “Global Critical Minerals Outlook 2025”) 将来的には1日最大350tの泥を引き上げたいとしていますが、実用化はまだ先の話かもしれません。 探査船「ちきゅう」は2月15日に本州に戻る予定だということです。 [MBSNEWS] 2026/2/5(木) 7:02…