
1: ななしさん@発達中 2026/01/29(木) 22:20:10.85 BE:595582602-2BP(5555)ID:NPCTKLdR0 「40Hzの音」を聞くと“脳のごみ”を2倍洗い流す 霊長類で実験 アルツハイマー病の新治療へ Innovative Tech 中国科学院などに所属する研究者らがPNASで発表した論文「Long-term effects of forty-hertz auditory stimulation as a treatment of Alzheimer’s disease: Insights from an aged monkey model study」は、40Hzの音を聞くことがアルツハイマー病の非侵襲的治療法として有効である可能性を、世界で初めて霊長類を用いて実証した研究報告だ。アルツハイマー病は世界で最も患者数の多い認知症であり、脳内にアミロイドβ (Aβ)による老人班とタウによる神経原線維変化とよばれる2種類の病変が出現するのが主な特徴だ。 近年、40Hzの光や音による刺激が、この病気の非侵襲的な治療法として注目を集めてきた。2016年に米MITの研究チームがマウス実験で効果を報告して以来、多くの研究がその有効性を支持してきた。一方、これらの研究は全てげっ歯類を対象としたもので、ヒトとは脳の構造が大きく異なる動物での結果にすぎなかった。 研究チームは、この限界を克服するため、ヒトにより近い霊長類である高齢アカゲザル9頭(26~31歳)を用いた実験を行った。これは40Hz刺激の効果を霊長類で検証した世界初の研究となる。研究チームは聴覚刺激を選択したが、これはアルツハイマー病の病変が視覚野よりも側頭皮質(聴覚を処理する領域)でより顕著に現れるためだ。 実験ではサルを3群に分け、第1群には40Hzの音を、第2群にはランダムな音を、第3群には音なしの条件を適用した。刺激は1日1時間、7日間連続で行い、脳脊髄液中のAβ濃度の変化を測定して効果を評価した。結果は、7日間の40Hz刺激により、脳脊髄液中のAβ濃度が2倍以上に上昇した。ランダムな音や無音では変化がなく、この効果が40Hz特異的であることを確認した。研究チームはこの上昇を、40Hz刺激が脳の老廃物排出システム(グリンパティック系)を活性化し、脳内にたまったAβを脳脊髄液へ押し出した結果と解釈している。…