
この記事のポイント 注目の理由:修復された歴史的建造物は同一物か別物かという古典的哲学問題 共感ポイント:人間の細胞入れ替わりなど身近な類推で納得しやすく、実例豊富 意見が分かれる点:厳密さ重視派vs実用性重視派、完全復元派vs部分的現代化派で対立 1: 匿名 2026/01/28(水) 07:49:41 ID:Z3s5bm2K9 【プレミアム会員特典読み放題よりセレクト】 歴史ある天守閣が修復された場合、それは同じ天守閣と言えるのだろうか | クーリエ・ジャポン - 2026.1.28 クーリエ・ジャポン Text by Yutaka Shinba テセウスの船と同一性──『思考実験 科学が生まれるとき』より この記事は3回目/全3回 伊勢神宮の式年遷宮 A:もともとのテセウスの船 B:一部が朽ち、別の部品に置き換わった船 C:すべてが違う部品に置き換わった船 D:廃部品から組み立てた船 E:同じ設計図をもとに最初からつくった船 「日本の伊勢神宮では原則として20年ごとに、すべての社殿や調度品を造り替える式年遷宮が行われている。 このケースはCとEのどちらに該当するだろうか。 また、もともとの伊勢神宮(Aに相当)と比べて、新しい神宮は伊勢神宮といえるだろうか?」 これは、部品が朽ちたから入れ替えるのではなく、同じ設計図をもとに新しく造り替えるという意味から、Eといえるでしょう。 20年ごとに神宮を構成する物質は入れ替わるわけですが、そもそも神宮という存在が信仰の対象なので精神の問題となり、物質はあまり関係なさそうです。 天守閣の復元① 「石垣だけが残っている城の、江戸時代の設計図が発見され、その通りに天守閣を復元した。 ただし、当時のようには材木が調達できないので、コンクリートなどを使用した。 この場合はCとEのどちらに該当するだろうか? 復元された天守閣はもとの天守閣と同じといえるだろうか?」 これも、Eにあたるとみて間違いないでしょう。 また、現在では日本のほとんどの城が復元天守閣ですが、多くはとくに抵抗感なく、その城の「顔」として親しまれています。 その意味では、もとの天守閣とほとんど同一視されているといえるのではないでしょうか。 天守閣の復元② 「ある城で、奇跡的に残っていた当時の天守閣が崩壊しそうになったので、当時の設計図をもとにすべて復元した。 このとき、この城が落城した際に城主が切腹したときの血痕が残る床や、戦闘の際の刀傷がついた柱なども新しいものに入れ替わった。 この場合は、CとEのどちらに該当するだろうか。 新しい天守閣はもとの天守閣と同じといえるだろうか?」 (中略) この記事はクーリエ・ジャポンの「今月の本棚」コーナー、1月の推薦人の植原亮がオススメした『睡眠の科学』からの抜粋です。 Web公開にあたり、見出しを追加しています。 ※全文はソースで 歴史ある天守閣が修復された場合、それは同じ天守閣と言えるのだろうか | 【プレミアム会員特典読み放題よりセレクト】伊勢神宮の式年遷宮A:もともとのテセウスの船B:一部が朽ち、別の部品に置き換わった船C:すべてが違う部品に置き換わった船D:廃部品から組み立てた船E…クーリエ・ジャポン…