かつては「お客様に見せるものではない」というものだったが…プロ野球の二軍戦に“推し活ファン”が押し寄せる事情 プロ野球各球団は、かつての二軍戦については「お客様に見せるものではない」というような認識だった。入場無料だった球団もあるし、一軍の試合の前に「前座試合」としておこなっていたこともある。しかしながら、最近は二軍戦にもファンが詰めかけている。近年は「推し活」をするファンも増えている。そういうファンの多くは、一般的な人気や知名度ではなく「私だけの推し」を追いかける。ファームの試合では、そういう「推し活」のファンが増えているのだ。駆け足ではあるが「二軍本拠地」のガイドをしてみたい。昨年は「二軍戦」の歴史上、画期的な年だった。巨人、阪神という球界屈指の人気球団が、そろって二軍の新本拠地球場を開場させたのだ。読売ジャイアンツの「ジャイアンツタウンスタジアム」は、京王よみうりランドが最寄り駅。東京都稲城市にある。一昨年まで使っていた読売ジャイアンツ球場もよみうりランド内にあったがこちらは神奈川県川崎市。ファームの球場だけあって、観客席は約2900席と小ぶりだが、真新しい球場にはさまざまなこだわりの工夫があり、歩いて楽しい球場になっている。 ・巨人も日本ハムもかつては多摩川の河川敷でやっていたが今はその頃とは天と地の差と言えるような立派な球場を持っている。他のチームも含めて昔に比べるとファームの施設は全体的に充実してきている。選手にとっては恵まれている環境であり球団にとってもビジネスとして活用できるのでファームの施設に投資をすることは理に適っているように思える。…