1: ジオろぐ 2026/01/12(月) 16:21:10.70 ID:VGEk0qXU 大学ジャーナルオンライン編集部 北海道立総合研究機構エネルギー・環境・地質研究所、福井県立大学、総合地球環境学研究所の研究チームは、ヒグマの眼の水晶体を用いて、個体の食性履歴を時系列で復元する分析手法を開発した。 野生動物の行動の個体差を解明するため、これまで直接観察や追跡機器の装着(bio-logging)などの手法が用いられてきた。しかし、多数の個体について長期的な行動履歴を把握するには、繰り返しの捕獲が必要となるほか、機器の寿命やコストの面で課題があった。 こうした中で近年注目されているのが、動物の組織を用いた「回顧的な同位体分析による行動追跡(iso-logging)」である。特に、動物の眼の水晶体は、生涯にわたって外側に組織が付加され、物質がほとんど置き換わらない。このため、成長方向に沿って分割し、炭素および窒素の安定同位体比(δ13C、δ15N)を分析することで、過去の食性や利用環境を推定できる。ただし、これまで柔らかく壊れやすい哺乳類の水晶体に適用するための手法は確立されていなかった。 2026年1月11日…