1: 冬月記者 ★ /d2JcfDo9 2025-12-27 15:34:11 井上尚弥 ピカソと55秒間もバチバチにらみ合い!「思いを伝えるという意味合いで一歩も引かずに」 ◇世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ 4団体統一王者・井上尚弥(大橋)<12回戦>WBC同級2位 アラン・ピカソ(メキシコ)(2025年12月27日 サウジアラビア・リヤド ムハマド・アブド・アリーナ) プロボクシング興行「リヤド・シーズン THE RING V:NIGHT OF THE SAMURAI」の公開計量が26日、現地午後3時(日本時間同9時)からリヤド市内のグローバルシアターで行われた。 事前に非公開で行われた公式計量では、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋、31勝27KO)がリミットより200グラム軽い55.1キロでパス。挑戦者のWBC同級2位アラン・ピカソ(25=メキシコ、32勝17KO1敗)は54.9キロでクリアしていた。 井上は「ナオヤ」コールを浴びながら、左腕を突き上げて公開計量の壇上に登場。「今年の4試合で一番良い出来」(大橋秀行会長)という仕上がった肉体を披露し、スクリーンに体重の数値が示されるとガッツポーズとマッチョポーズをつくり、笑みを浮かべた。フェースオフでは約20センチまで顔を近づけ、55秒間もにらみ合った。 壇上のインタビューで1年で4度防衛戦を行うモチベーションについて聞かれると「もちろん自分自身のためでもあり、応援してくれるファンの方がより多く試合を見られるため。あと1つ、ボクシングが大好きだからです」と返答。 かつてリング誌認定ベルトを年4度防衛した元世界ヘビー級王者ラリー・ホームズ氏から「頑張れ」と激励メッセージが届いたと聞かされると、「明日の試合はいろいろと記録がかかっている。メチャメチャ気合が入っているので、明日は必ず勝ちたいと思います」と抱負を述べた。 また、興行を配信するLeminoのインタビューでは「リヤドに来て凄く良い調整ができてますし、今日の計量もいつもどおりしっかりクリアすることができ、いよいよ明日だなというところです。こっちに来てもいつもどおりが大切です」と手応えを口にした。 長かったフェースオフについては「ピカソも気合入ってますし、ここで試合は始まってるんで、そこでの心理戦というか、しっかり自分も思いを伝えるという意味合いで、一歩も引かずにというところです」と説明。 「打たせずに打つボクシングをベースにしながら、より攻撃的なボクシングをしていきたい」と意気込んだ。 興行を主催する米リング誌によると、井上vsピカソは現地午後3時45分(日本時間同9時45分)に入場開始。試合開始は日本時間10時頃とみられる。…