【名古屋】柏MF小屋松知哉が帰還へ!「古巣への恩返し」誓う名古屋グランパスは26日、柏レイソルからMF小屋松知哉(30)が完全移籍で加入することが決定的となった。近く正式発表するという。プロキャリアをスタートさせた地・名古屋への復帰は、2016年以来実に11シーズンぶり。今季J1で日本人トップの10アシストを記録した「J1屈指のチャンスメーカー」が、苦境に立たされた古巣を救うべく、キャリアの出発点へと戻ってきた。■ キャリアハイの1年を経て、愛する古巣の再建へ京都橘高校から2014年に名古屋へ入団した小屋松は、その後京都、鳥栖、柏と渡り歩き、それぞれの地で攻撃の核として進化を遂げてきた。 今季の柏では、リーグ37試合に出場し3ゴール10アシストをマーク。圧倒的なスピードを活かした突破だけでなく、プレースキッカーやラストパスの精度でもリーグトップクラスの数字を残し、柏の躍進を支えた。一方で、古巣・名古屋が今季残留争いに巻き込まれる姿を見て、「自分を育ててくれたクラブの力になりたい」という思いが強まったという。複数クラブによる激しい争奪戦となったが、最終的にはOBが新たにフロントに加わった名古屋の熱意あるオファーと、自身が抱く「恩返し」への情熱が移籍を後押しした。■ ミシャ新体制における「超攻撃的サッカー」の切り札名古屋は来季、ミハイロ・ペトロヴィッチ氏を新監督に迎えることが決定している。 「ミシャ式」と呼ばれる攻撃的フットボールにおいて、サイドで幅を取り、独力で剥がしてクロスを供給できる小屋松のスタイルは、まさに戦術の核心を担う存在。30歳となり、経験と技術が円熟味を増したドリブラーへの期待は、これまでにないほど高まっている。移籍・レンタル・戦力外「ら」スレ Part17502…