1 名前:煮卵 ★:2025/12/21(日) 09:13:33.12 ID:a/DmZz3H9.net 米国発の会員制スーパー「コストコ」の店舗で商品を仕入れ、自前の店で再販する小売業者が中国地方で広がっている。大容量の多彩な商品を小分けで買える点が、消費者の支持を集めている。単価はコストコの店頭より2割程度高いが、年会費は不要。コストコの店は中国地方に広島市南区の1店しかなく、近場で買えることも集客につながっている。 輸入品販売などのミュー・インターナショナル(広島市西区)は昨年8月、再販店の「ちょこっとストア」を佐伯区にオープンした。昨年2月から廿日市市で運営してきたが、ニーズの高まりを受けて出店を決めた。 ちょこっとストアは12ロール入りのペーパータオルを3ロール入り(998円)、36個入りのパンを6個入り(162円)にして売る。吉岡紀幸社長は「コストコは商品が大きく、車がないと買い物が難しいが、小分けにして並べているので1人暮らしでも気軽に立ち寄れる」と語る。 再販店の「コストックとくやま」は7月、周南市のJR徳山駅前の複合施設「徳山デッキ」に開業した。週5、6日、中四国唯一のコストコである広島倉庫店(広島市南区)まで仕入れに行く。「山口県は再販店があまりなく、コストコ商品の需要が高いと感じた」と出店の理由を説明する。 再販店が広がる背景には、契約が不要で参入しやすい点もある。乳製品販売の広島明治(呉市)は、昨年3月から「ちょこす」を呉市内で運営している。三島律也社長は「何か新しいことがしたかった。本業の牛乳販売につなげたい側面もある」と明かす。配達先の注文に応じてコストコの商品も届けるなど、既存の事業にもプラスになるとみる。 一方、相次ぐ参入で競争が激しくなっている側面もある。「商品自体の人気はまだ根強いが、同業も増え、目新しさも薄れてきた」と感じているのは、昨年12月に安佐北区でオープンした再販店ペネトレイト(安佐北区)の平松紳店長だ。 客は地元住民が多いため、ポスティングをしたり、店頭で客と積極的に会話をしたりしてファンを広げている。「地元の名産品も店に置き、小さなアンテナショップ化を目指す」と再販にとどまらない展開を心掛ける。 フレスタ(安佐南区)は5年ほど前に自社のオンラインストアでコストコ商品が買えるようにした。コーナーを設けている店舗もある。「非会員でも購入でき、人気が根強い」と受け止める。 [中國新聞] 2025/12/21(日) 7:02 引用元:…