1: 匿名 2025/12/18(木) 20:26:07.18 ID:K2vvSYl80● BE:567637504-PLT(56555) 今年6月に山形県酒田市の寺の床下に居座って捕獲され、山に放されたツキノワグマがこの秋、秋田県横手市の民家近くに出没し、駆除された。 放されたクマが再び確認されるのは珍しい。人の生活圏に現れてしまったことに、関係者からは「残念だ」という声が漏れる。 酒田市によると、クマが若竹町の寺院本堂の床下に入り込んだのは6月3日。市はバリケードをつくって出られないようにして箱わなを仕掛けた。現場は市役所から南に約1.5キロの住宅街で、周辺は規制線が張られた。 居座って5日後の8日夜、箱わなにかかっているのを確認。翌日、獣医師が麻酔銃で眠らせた。体長96センチ、体重32キロの雄。親離れしたばかりとみられ、両耳に個体識別用のタグをつけて山間部に放った。 このクマが再び現れたのは、県境を越えた秋田県。直線距離で約50キロ離れた横手市雄物川町谷地新田で10月24日朝、小屋に入り込むのが目撃された。 民家に近く、市は現場対策本部を設置。追跡して3時間後に猟友会が田んぼに囲まれた雑木林で駆除した。けが人はなかった。 両耳についていたタグをもとに、秋田県に照会をかけ、酒田市で放たれたクマだと分かった。体長は約120センチ、体重は推定50キロまで成長していた。 酒田市の平井雅史危機管理監は「山の生息エリアで暮らしてもらえればと願ったが、人里に下りてきてしまい、残念です。思い通りにいかないことを改めて感じさせられた」と話した。…