1: 匿名 2025/12/14(日) 11:24:09.20 ID:73veejv+0 BE:271912485-2BP(2000) 日本が米中から「真っ先に切り捨てられる」理由 前駐中国大使が、戦略なき日本外交を痛烈批判 戦略なき高市答弁、日本が米中に「スルーされる」理由 ーあなたは、しかるべきタイミングまで静かに力を蓄え続ける「戦略的臥薪嘗胆」を外交戦略として提唱しています。一方、高市首相は現役総理として公の場で台湾有事について明言しました。あなたの唱えた戦略とは正反対ですが、どう考えますか? 高市答弁の内容は正しいです。でも、それをああいう場でしてはいけません。あのような発言がなされたのは、高市首相のなかに戦略的思考がないためです。 日本が外交をするうえで、中国との関係は必ず考えなくてはいけません。中国共産党と対峙するのか、安定的な関係性を“管理”するのかという点です。この見極めがないまま総理に就任してしまったから、あのような言葉が出たのだと思います。 安倍晋三元首相は高市首相と政治思想や手法はほぼ同じでありながら、戦略の有無については決定的な違いがありました。 安倍元首相は就任後すぐ訪中し中国側を引き寄せた一方で、退任後の2021年には「台湾有事は日本有事、日米同盟の有事」と発言をしています。彼は総理大臣としてすべき言動を戦略的に分別していました。高市首相はそうではありません。そういったことは準備段階から学んでおかなくてはならないことで、総理になってから勉強しているようでは遅すぎます。 ーあなたは著作などで「米中は表向きには対立していても、裏でディールを交わすことが常態化している」と指摘しています。今回も同じような状態になりつつありますが、毎度日本が宙づりにされてしまう理由は何でしょうか? 戦略がないからです。米中の接近戦になると戦略のない日本は真っ先に切り捨てられます。 たとえば1972年、当時のアメリカ大統領リチャード・ニクソンは中国とソ連の対立を背景に中国に電撃訪問しました。「東アジアにおけるもっとも重要な同盟国」であるはずの日本には、一言の挨拶もありませんでした。 続く…