1: 煮卵 ★ 1kgeCpWY9 2025-12-14 12:16:09 ぬいぐるみに旅をさせたり、着飾ったり。「推し活」とも相まって、ぬいぐるみブームは加速中だ。SNSで「ぬい活」を共有し、みんなで楽しむ。そんな新たなつながりも生んでいる。 【画像】 東横インのおそろいのパジャマ。ベッドフレームも特注 ◼東横インの新サービス、おそろいでお泊り ホテルチェーン「東横イン」は、今年から「推し活応援!〈ぬいと一緒にお泊り会プラン〉」を始めた。宿泊費に300円をプラスすると、ぬいぐるみ専用のパジャマや布団などを借りられる。6月に大阪の1店舗で試験的に始めたところ好評で、10月から順次59店舗に広げた。 提案したのは、同社の若手が若者向けの施策を考える「Z世代プロジェクト」だ。メンバーの一人で広報担当の菊地真鈴(まりん)さん(29)は、「私自身もぬい好きで、お客様がベッド脇の棚にぬいを寝かせた姿を投稿されていたのを見て、一緒に出かけるぬいを癒やすプランがあればと考えました」。 パジャマの柄は人とおそろいにし、棚につける専用ベッドフレームも特注。プランの利用客に「#推し活なら東横イン」とハッシュタグをつけての写真の投稿を促し、反響が広がった。「イベントの多い週末も定額料金で、推し活に優しいホテルとわかってもらえたのでは」と菊地さん。 ◼ぬいぐるみだけの団体ツアー人気 ぬいぐるみだけを旅させるサービスもある。「ウナギトラベル」(東京)は、2010年からぬいぐるみの団体旅行を企画、実施している。価格は行き先や内容で違うが、5000円程度。SNSで申し込みを受け付けるが、すぐツアーが埋まる人気ぶりだ。 代表の東(あずま)園絵さんが、旅を組み立てて、10体ほどのぬいぐるみを国内・外に連れて行き、旅の様子を写真と日本語と英語で共有する。東さんは表に出ず、ウナギのぬいぐるみがガイドとして案内する形だ。 旅行前には利用者にアンケートを書いてもらう。ぬいぐるみの性格や思い出、参加の理由、そして飲酒の有無なども。それを基に、東さんがぬいぐるみごとに旅の物語を考え、その様子を同時進行でSNSに共有するのが特徴だ。 続きは↓ [読売新聞] 2025/12/14(日) 10:30…