1: 名無しさん 2025/12/13(土) 09:48:07.29 ID:hYZyT7JD9 クマが人を襲う被害が深刻化するなか、市街地に出没する「アーバンベア」が冬眠しない可能性が出てきた。人里で冬場も餌を確保できるためだといい、被害拡大が懸念される。 環境省によると、北海道に生息するヒグマの個体数は約1万2千頭、本州や四国に分布するツキノワグマは約4万2千頭以上とみられるが、正確な状況は把握できていないのが実情だ。 そのため、東京農業大の山崎晃司教授(動物生態学)は「生息状況には地域差があり、一概に駆除か保護かで決められる問題ではない」と個体数管理の難しさを指摘する。 クマは11月下旬から12月ごろにかけて冬眠するとされている。冬眠によって飢えを抑え、エネルギーを節約して餌が少なくなる冬を乗り切る。 しかし、山崎氏によると、市街地で冬場でも継続的に餌を確保できるようになったアーバンベアは、「12月末から翌年1月初旬まで活動する可能性も否めない」という。冬眠時期が先送りとなれば、年末年始にも被害が拡大する恐れがある。 また、冬眠で一時的に被害が収束しても、抜本的な手立てを講じなければ、将来的に危機は繰り返される可能性がある。…