
転載元: 冬月記者 ★ 2025/12/13(土) 02:12:59.85 ID:gb7qV/xH9 菅野智之がWBC出場内定 17年大会以来2度目 山本由伸らと強力先発陣築く 米大リーグ・オリオールズからFAとなっている菅野智之投手(36)が来年3月に開催されるWBCの侍ジャパンメンバーに内定したことが12日、分かった。 ドジャースでワールドシリーズMVPに輝いた山本由伸投手(27)も出場内定したことが判明。 ピッチクロック、ピッチコム、WBC使用球などへの対応力も重視する井端弘和監督(50)の下、強力先発陣の一角を担って、連覇の原動力となる。 菅野の大きな夢がかなった。米球界関係者によると、来年3月開催のWBCに出場する侍ジャパンメンバーに内定したことが判明。巨人に在籍していた17年以来、自身9年ぶり2度目の大舞台となる。 すでに11月29日に前巨人の長野久義氏と出席したトークイベント後に「お呼びがかかれば全力で。僕もラストチャンスになると思うので、プレーしたいなって気持ちはあります。何か自分にできることがあれば、力になりたい気持ちです。他の国は打倒日本という感じですごいメンバーをそろえてきているような気がするので。そういうものを想定しながらオフシーズンを過ごせれば」と決意は表明済み。 17年大会はベスト4、21年東京五輪ではコンディション不良による辞退もあり、侍ジャパンのユニホームを着て、世界の頂点に立つという思いは強い。 メジャー組の投手では真っ先に出場を正式表明したドジャース・大谷に続き、山本の出場もこの日までに内定した。 現状、大谷が投手として登板するかは不明で、菅野は山本ら他のメジャー投手とともに先発陣の一角を任される可能性が高い。 オリオールズでメジャー1年目だった今季は30登板で10勝10敗、防御率4・64。実力に加えて、オ軍でただ1人、1年間ローテを守り、並み居る強打者と対戦してきた貴重な経験も井端監督に評価されている。 次回WBCではピッチクロック、ピッチコムなどの新ルール採用が決定。WBC使用球への対応も含め、井端監督は11月の韓国との強化試合や宮崎合宿でNPB所属選手の反応を見極めたが、不安も残った。 日本時間10日に米フロリダ州で開催されたWBC監督会議に出席した指揮官は「慣れが必要だなと思った。そのへんはこちら(メジャー)でやられている選手はスペシャル。対打者だけに集中できる。そのへん(の不安)がないというのは期待をしている。日本の選手にいいアドバイスを送ってくれればいい」と菅野、大谷、山本らメジャー組に信頼を寄せている。 来季の所属先は未定だが菅野は「本当に体調はいいですし、課題も明白」と話しており、まずはWBCに照準を合わせて、これからトレーニングを本格化させる。連覇に貢献して、勢いをつけてメジャー2年目のシーズンに臨む。 ◆菅野の17年WBC 1次ラウンド(R)の豪州戦(東京D)では4回1/3を4安打1失点。2次Rのキューバ戦(東京D)では4回7安打4失点だった。準決勝・米国戦(ドジャースタジアム)ではメジャー軍団相手に6回3安打1失点(自責0)。チームは敗れたが、敵将のリーランド監督から「素晴らしい。彼はメジャーの投手だ」と賛辞を贈られた。3登板全て先発で0勝0敗、防御率3・14だった。…