870: 名無しさん@お腹いっぱい。 2015/04/14(火) 09:48:12.49 .net 俺と嫁の馴れ初め 嫁と初めて会ったのは高校1年生の4月 希望進路別クラス編成のマジックで、男女比率1対6のクラスで嫁と出会った 女子が圧倒的に優位なこのクラスでは、男子はおとなしく過ごすことになる(よくあるギャルゲみたいな設定に喜べるような空気じゃない) しかし他の男子生徒は運動部だったこともあり、それなりに一目置かれていたのに対し、俺だけが文化部(パソコン部)だったので、唯一の格下認定 率先して俺をパシリに使っていたのが、嫁 呼び名も、例:山田太郎なら、山田君→山田→太郎→タロ、と遷移していく徹底ぶり 嫁は1年生にして水泳部のエース候補でありながら、美術部にも入っているというバイタリティで、他の女子からの人気もあった(運動部と文化部の兼部は許されていた) そんな嫁にひっぱられた他の女子も俺を呼び捨てにする、という流れ これで俺の1年間のパシリ生活が決定した (ちなみにこの件が悔しかったため、理系をむっちゃ勉強して2年次には理系クラスに移り、のちに国立大の理系学科に合格する) 水泳部はともかく、美術部はそこそこ暇だったらしく、水泳部の練習が無い火曜日と木曜日の日には嫁はパソコン部に入り浸るようになる そこで、ホームページを作るから手伝え、と言われる 逆らうと怖いので、丁寧に教えたつもりだが、嫁からは一言「くどくてわかりにくい」 仕方がないので、俺が代わりに開設する羽目に そうこうするうちにゴールデンウイークになり、嫁から解放されたと安心したのもつかの間、嫁からの呼び出しで「家に来い」とのこと またホームページのことか?と思って重い気持ちで出かけていくと、そこは修羅場だった・・・ なんと奥さまは腐女子だったのです つづく…