1: 名無し 2025/12/07(日) 07:55:41.22 ID:jP3r8vTk0 独メディアのドイチェ・ヴェレ(中国語版)は5日、「中国との向き合い方は日本に学ぶべき」との独紙ハンデルスブラットの報道を紹介した。 記事は「日本の高市早苗首相が台湾に関する発言を行って以来、中国政府は経済面と外交面で激しい攻勢を仕掛けてきた。しかし、日本はあまり動じていない。すでに10年前から『脱中国依存』戦略を進めてきたからである」と報じた。 また、元駐豪日本国大使の山上信吾氏はインタビューで、中国に対しては毅然と対応すること、台湾問題で西側諸国が共通の立場を明確にして「台湾に武力行使をすれば『一つの中国』政策は終わる」と示すことなどを挙げた。 Record China ■要約 ・独メディアが「中国への対応は日本を見習うべき」と報道。 ・高市首相への中国の圧力に対し、日本が動じないのは「脱中国依存」が進んでいるためと分析。 ・山上元駐豪大使は「武力行使なら『一つの中国』は終わる」と明確に示すべきと主張。 ・独紙は中国の「戦後国際秩序」主張の歴史的矛盾(当時は国民党政権)も指摘。 ■解説 親中路線で知られたドイツの主要メディアから「日本に学べ」という論調が出てくること自体、隔世の感がある。メルケル時代に中国経済にどっぷり浸かったツケを払わされているドイツからすれば、安倍政権時代から着々と経済安全保障(脱中国依存)を進め、高市政権で毅然とした対中姿勢を完成させた日本の姿は、一つの「生存モデル」に見えるのだろう。 特に山上元大使の「武力行使をすれば『一つの中国』政策は終わる」という指摘は極めて鋭く、かつ効果的なカードだ。中国が最も恐れるのは、国際社会から「台湾は中国の一部ではない」と正式に認定されること。高市政権が台湾有事に踏み込んだ発言をするのも、この「現状変更のコスト」を中国側に意識させる抑止力としての意味合いが強い。 記事の最後にある「当時中国本土を統治していたのは国民党」という指摘も痛快だ。中国共産党のプロパガンダに対し、歴史的事実をもって反論する欧州メディアの姿勢変化は歓迎すべきだろう。あとはフランスなどがどこまで腹を括れるかが西側の課題となる。…