1: 2025/12/04(木) 13:24:48.62 ID:h6Tn66V6 不妊や遺伝性の病気の研究などを目的として、ヒトの精子と卵子を受精させた直後に、遺伝子を書き換える「ゲノム編集」の技術が開発されています。 しかし遺伝子を人為的に変えた「デザインベビー」を生み出すなどの危険性も懸念されるため、政府は、ゲノム編集した胚を人間の子宮に戻すことを罰則つきの法律で禁止する案を専門家の会議に示しました。 ヒトの精子と卵子を受精させた「受精卵」は、細胞分裂を繰り返し、まずは「胚」という状態になり、さらに胎児へと成長します。 そのごく初期の「胚」の段階で、人の体の外で特殊な操作を行い、遺伝子を書き変える、ゲノム編集の技術がすでに開発されています。 仮に、体外でゲノム編集されたヒトの胚を子宮に戻し、それが順調に育てば、遺伝子が書き換えられた人間が生まれる可能性がありますが、諸外国では、安全面や倫理面の課題があるなどとして、この胚を人間の子宮に戻すことを罰則つきの法律で禁止しています。日本では学会の規則などで禁止しているものの、罰則もなく、実効性がない状態だということです。 そのため、4日、政府は専門家の会議に、罰則つきの法律を今後作り、「ゲノム編集されたヒトの胚」を人間の子宮に戻すことを禁止する案を示しました。 一方で、遺伝子を書き換えた人間を生み出す目的ではなく、遺伝性の病気の研究や生殖医療の研究などのためであれば、ヒトの胚にゲノム編集を加え、人間以外の動物の子宮に入れることを条件付きで認める方針です。 ■中国ではゲノム編集で双子誕生…