“あるトレーニング”で「FPSの反応速度」が大幅に向上すると判明などのeスポーツでは、僅かな反の速度の違いが勝敗を分けます。この能力を科学的に鍛えることは可能でしょうか。高知工科大学は「ある2つのトレーニング」が効果的であることを示しました。 pic.twitter.com/Ms4plncb0m— ナゾロジー@科学ニュースメディア (@NazologyInfo) December 4, 2025 脳波バイオフィードバックトレーニング(実験1)対象: 上位50%以上のスキルを持つ男性ゲーマー21名(トレーニング群と偽群に分ける)機器: 脳波計(EEG)を頭に装着、脳の中心部(Cz電極)でシータ波・アルファ波をリアルタイム計測方法: 波の変動を音でフィードバック(シータ波・アルファ波が高い=集中低下時 に高い音、低い=集中時 に低い音)手順: AimLab(FPS練習ソフト)でターゲット射撃を繰り返し、音を頼りに集中状態を自分でコントロールして維持効果: 反応時間(ターゲット出現からクリックまで)が中央値で30.3ms短縮、命中精度は変化なし、生理学的にも波のパワーが低下(集中向上確認)視線バイオフィードバックトレーニング(実験2)対象: 同様のスキルゲーマー機器: 視線追跡装置(アイトラッカー、家庭用可能例: Tobii Eye Tracker 5)方法: 視線が画面中心の一定範囲から外れると音が鳴るフィードバック、集中・中心注視を促す手順: AimLabなどで射撃練習中、視線逸脱時にビープ音で即時修正、ソフトウェア公開(例: GitHubの類似ツールでマウス位置監視も代替可)効果: 反応時間が中央値で47.2ms短縮、精度維持、家庭で再現しやすく著者推奨補足(著者@jeong_research): 脳波は機器が高価で家庭向きでないが、視線トレーニングは安価アイトラッカーで試せる。研究は東京大学時代のもので、高知工科大所属。…