1: 1ゲットロボ ★ 2025/11/30(日) 10:28:17.32 ID:uCPhxlUm9 キャンセルされた54万枚は本当に多いのだろうか? 確かに数字的に見れば、それを単純に往復チケットと換算して約27万人分という数は大きいのかもしれない。 ただし、その数は、全国各地でやはり号令により中止された日本行き団体ツアーのために事前に押さえられていた航空券込みである。日本への団体ツアーを主催できるのは、やはり国有旅行社が中心となっており、政府の渡航中止勧告に応じてツアーは中止され、同時にストックされていた航空券がキャンセルされた。その返金対応はやはり、ほぼすべて国有企業が被る。 そう考えると、日本人が慌てる必要がどこにあるだろう?もちろん、「何事もなければ」、そんな観光客が実際に日本に到着して消費してくれれば、日本経済にとっては収益となっただろう。だが、それはただの「取らぬタヌキの皮算用」でしかない。 その上で、さらにその27万人(仮)がどんな形で日本旅行をする予定だったのか、きちんとトレースしてみる必要がある。 というのも、つい最近、Facebook上で香港人が話題にしていた「総額2000元(約4万円)の日本向け中国人団体ツアー料金」を目にしたばかりだからだ。 この5泊6日のグループツアーは、中国系の航空会社で日本入りし、バスで市街地から離れた郊外の小さなホテルに連れていかれる。早々に夕食を終えてホテルに入っても、周囲にはぶらぶら歩きできるようなショッピングモールもない。国内移動は全てバスで、著名観光地はほぼガイドの説明を聞きながらバスで通り過ぎるだけ、バスが止まる先は無料の公園かガイド契約先のお土産屋、食事は全て特約中華料理店……という構成だったという。 筆者もかつて10年ほど前の北京で、500元(当時のレートで約5000円)の日本団体ツアー6泊7日に参加したという人の話を直接聞いたことがある。それは天津から東京(東京のどこなのか、具体的な地名は不明)まで船で移動し、やはり郊外のホテルに夕方に送り込まれ、翌朝朝イチでバスで出発するというツアー。 その足で早朝の歌舞伎町や秋葉原をバスに乗ったまま回り、そのまま富士山観光に出かけた……と聞いて、びっくりした。 見せられた「お土産」も、中国のあちこちで見かける安物お土産品に毛が生えたような、よくそんなものを日本で見つけたね、という代物で、中国人団体ツアー客専用の土産屋(経営しているのも中国人)に連れ込まれたのが一目瞭然だった。 つまり、10年以上前の500元が今や2000元になっただけで、中身はそれほど変わっていないのだ。 このようなツアーが実際にどれほど日本経済に貢献するのか。日本が、オーバーツーリズムに頭を痛めていた昨今、ゆっくりと考え直す良いきっかけになるのではないか。 とはいえ、今回の措置で中国からやってくる観光客がゼロになるわけではない。 日本政府観光局の最新データによると、今年1月から10月までの中国人訪日客数は820万人で、昨年比なんと40%増、数の上ではすでに昨年の訪日数トップだった韓国人を抜いている。単純計算すると、月に82万人の中国人が来日していることになる。 ならば、である。渡航予定時期すら明らかにされていない航空券無償キャンセル27万人分は、本当に日本経済全体に打撃を与えるほどの数だろうか? 全文はソースをご覧ください 引用元: ・【インバウンド】「航空券キャンセル54万件」が日本経済にほとんどダメージを与えない理由 月に82万人が訪日 [1ゲットロボ★]…