196: 本当にあった怖い名無し 2020/01/19(日) 12:14:44.54 ID:NuvHrWEH0.net 自分が小学生の頃の冬休み、母と妹と一緒に祖父母の家へ帰省しました。 祖父母の家は二世帯住宅。大きな一軒家に祖父母と伯父家族が別々の部屋で暮らしています。 そこには内線電話が繋がっていて、それを日常的に使って会話しています。 幼かった私には、自宅の電話とは違うそれがとても魅力的に見えました。 祖父母の部屋でみんな揃って食事をすることになりました。 みんなでわいわいやっている時、ふっとイタズラ心が芽生え、私は一人抜け出して無人の伯父家族の部屋へ行きました。 祖父母がいつもやっているように受話器を耳にあて、呼び出しボタンを押すと、すぐに「はい」と返事がありました。 私は相手を勝手に母だと思い込み 「やっほーあたしだよー!お母さんビックリした?」 とおちゃらけながら言うと 「やだー、いつの間にそっちに行ったの?」 なんて返事を期待していたのですが…