マンCがリヴァプールに3発完勝! ドクが抜群の存在感…ハーランドも11戦14発と勢い止まらず プレミアリーグ第11節が9日に行われ、マンチェスター・シティとリヴァプールが対戦した。【ハイライト動画】マンCがリヴァプールに3発完勝! 近年プレミアリーグの覇権を激しく争ってきた2チームが今シーズン最初の直接対決に臨む。王座奪還を目指すマンチェスター・シティは開幕直後こそ躓いたものの、直近7試合で5勝1分1敗と好調を維持。前節はボーンマスとの上位対決を3-1で制して2位に浮上した。一方、今夏に大型補強を敢行し、連覇への期待が膨らむリヴァプールは開幕5連勝と最高のスタートを切ったが、その後はまさかの4連敗。それでも、前節はアストン・ヴィラに完封勝利を収め、一気に3位まで順位を上げている。「1」ポイント差で迎えた上位対決。勝利の女神はどちらのチームに微笑むのだろうか。 開始早々の9分、左サイドでボールを受けたジェレミ・ドクが独力でボックス内深くまで侵入すると、GKギオルギ・ママルダシュヴィリと接触して転倒。VARが介入した結果PKが与えられたが、アーリング・ハーランドのキックはGKママルダシュヴィリにセーブされた。決定機を逃したマンチェスター・シティだが、その後もドクがチャンスを創出。26分にはハーランドのポストプレーを受けて左からボックス内へ侵入して左足を振り、GKママルダシュヴィリを脅かす。 攻め続けるマンチェスター・シティは29分、巧みなパス交換でプレスを回避し敵陣右サイドでボールを保持。マテウス・ヌネスが上げた柔らかいクロスにハーランドが頭で合わせて先制に成功した。ペースが掴めないリヴァプールは39分、モハメド・サラーの右CKからフィルジル・ファン・ダイクがヘディングシュートを叩き込んだが、シュートコース付近にいたアンドリュー・ロバートソンのオフサイドを取られ、同点ゴールは認められなかった。 事なきを得たマンチェスター・シティは45+3分に追加点を挙げる。ショートコーナーからボックス手前中央のニコ・ゴンサレスへ繋ぐと、右足で放たれたミドルシュートがファン・ダイクに当たってゴールイン。前半を2点リードで終えた。 2点を追うリヴァプールは56分にコーディ・ガクポとミロシュ・ケルケズを投入。その2分後には左から右へ揺さぶり、サラーのパスでボックス内右へ抜け出したコナー・ブラッドリーが中央へ折り返したが、ガクポのシュートは枠を捉えられない。すると63分、N・ゴンサレスの大きな左サイドへ展開し、ニコ・オライリーを経由してボールを受けたドクがカットインから右足を一閃。強烈なミドルシュートがゴール右隅へ突き刺さり、リードを3点に広げた。 厳しい展開となったリヴァプールは76分、ケルケズが左サイドのスペースへ抜け出し、クロスのこぼれ球に反応したドミニク・ソボスライがチームとして初の枠内シュートを放ったが、GKジャンルイジ・ドンナルンマが好セーブ。その直後にはケルケズのクリアボールに抜け出したサラーに決定機が訪れたが、シュートを枠に飛ばすことができなかった。 試合はこのまま3-0で終了。リヴァプールに所属する遠藤航はベンチ入りしたものの、出番は訪れなかった。次節は22日に行われ、マンチェスター・シティはアウェイでニューカッスル、リヴァプールはホームでノッティンガム・フォレストと対戦する。【スコア】マンチェスター・シティ 3-0 リヴァプール【得点者】1-0 29分 アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)2-0 45+3分 ニコ・ゴンサレス(マンチェスター・シティ)3-0 63分 ジェレミ・ドク(マンチェスター・シティ)BLUEMOONマンチェスターシティ 624citizen…