1: muffin ★ yKgtzQAn9 2025-11-08 14:40:44 2025.11.06 06:55 『ウルトラジャンプ』(集英社)の30周年を記念したキャンペーンの一環として、『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』電子書籍版のセールが開催。SNSなどで大きな話題を呼んだ。同作はダークファンタジーの金字塔として知られる一方、“ジャンプ漫画の異色作”としても語り継がれている作品だ。時代を経ても古びることのないその魅力を紹介していきたい。 『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』のもう1つの大きな魅力は、“中二心”をくすぐるバトル描写にある。たとえば魔法使いたちは強力な魔法を放つ際、長大で荘厳な呪文の詠唱を行うのがお決まりの流れ。D・Sが必殺技「七鍵守護神《ハーロ・イーン》」を放つときには、「カイザード・アルザード・キ・スク・ハンセ・グロス・シルク 灰燼と化せ 冥界の賢者 七つの鍵をもて開け 地獄の門」とロマンあふれる単語の連なりを口にする。(中略) 『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』のもう1つの大きな魅力は、“中二心”をくすぐるバトル描写にある。 たとえば魔法使いたちは強力な魔法を放つ際、長大で荘厳な呪文の詠唱を行うのがお決まりの流れ。D・Sが必殺技「七鍵守護神《ハーロ・イーン》」を放つときには、「カイザード・アルザード・キ・スク・ハンセ・グロス・シルク 灰燼と化せ 冥界の賢者 七つの鍵をもて開け 地獄の門」とロマンあふれる単語の連なりを口にする。 スタイリッシュな呪文の詠唱といえば、『スレイヤーズ』や『Fate/stay night』、『ヴァルキリープロファイル』など、90年代から現在に至るまでさまざまなファンタジー作品で見られる演出だ。同じジャンプ漫画なら、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』や『BLEACH』などが思い浮かぶ。同作はそうした流れで影響力をもった“原点”の1つと言えるのではないだろうか。 そして実際に魔法が生み出す効果はすさまじく、ド派手でスケールの大きなバトルが描かれることになる。しかもそのパワーインフレに一切ブレーキがかからないため、どこまでも高次元の戦いに突き進んでいく。 その一方、同作を語る上では“過激なお色気描写”の話題も外せないだろう。D・Sが大の女性好きでどこまでも欲望に奔放な性格をしていることもあり、作中ではさまざまなヒロインたちのあられもない姿が描かれる。到底少年誌とは思えないような行為を繰り広げることもあるので、現在の『週刊少年ジャンプ』では掲載が難しいのではないかと思われるほどだ。 歴代ジャンプ漫画のなかでも有数の異色作。実際に読んで、同作が“伝説”と言われるゆえんを確かめてみてほしい。 全文はソースをご覧ください…