1: 煮卵 ★ TI6bXKVg9 2025-11-08 09:47:04 鉄道駅での男性便器の設置数を1とした時、女性便器は0.63にとどまることが国土交通省の取りまとめでわかった。空港(0.66)のほか、バス(0.71)や旅客船(0.77)の各ターミナルも少なく、女性用トイレの行列解消に向け、国交省はトイレの設置数などに関するガイドラインなどを作成する。 国交省が6日に開いた有識者による協議会で、業界団体などを通じたサンプル調査の結果を示した。比較した11施設のうち、女性便器が多いのは、劇場・ホール(1.93)と商業施設(1.19)、SA・PA(1.07)、美術館・博物館(1.02)の四つだった。 国交省が各施設のトイレへの不満などをアンケートしたところ、女性の半数前後が駅や駅以外の交通施設、大規模商業施設の「行列」と回答。特に駅は最多の55.2%で、2016年の調査から11.2%増えていた。 同省は背景として、女性の社会進出が進む一方、施設は男性の利用が多いことを前提に造られ、利用実態が合わなくなっているとみている。また、温水洗浄便座の普及などで快適性が上がり、身だしなみを整えるなどの利用も増えていることから「占有時間が長時間化」した可能性もあるとしている。 協議会座長で日本トイレ協会の小林純子・名誉会長は6日の会合で、「今まで、トイレを待たせる労力(を解決すること)は諦めてきたというか、深く掘り下げても無理だなと考えてきた。国がこの問題を重く受け止めたことに敬意を表したい。貴重な場で方向性が出るまでいろんな議論ができるといい」と話した。(増山祐史) [朝日新聞] 2025/11/7/7:00…