1: 名無しのがるび 2025/11/06(木) 16:47:05.30 ID:K9KQMQ6c9 11/6(木) 16:36 「海猿」「ブラックジャックによろしく」などで知られる漫画家の佐藤秀峰氏が6日までにメディアプラットフォーム「note」を更新。漫画家・イラストレーターの江口寿史氏がSNS上に投稿されていた女性の写真を無断でモデルにして広告のイラストを制作していた“無断トレース・トレパク問題”について私見をつづった。 佐藤氏は「江口寿史さんのトレパク疑惑について所感です」と切り出し「一般論として、広告などに使用されるイラストの場合、イラストレーターはクライアントに対して、納品物であるイラストが誰の権利も侵害していないことを保証しなければいけません」と言及。そして江口氏の手法について「著作権、肖像権のある写真を、アレンジを加えながらトレースしているように見えます」と私見をつづった。 続けて「僕も作画にトレースを取り入れています」と明かし、実際のイラストを掲載。「語り尽くされたことですが、トレースは作画の技法の一つです。それ自体は悪ではありません。肖像権や著作権がある写真を無断でトレースし、自分の作品として発表すると悪になります」と指摘した。 さらに自身の体験談として「編集部から渡された資料を参考に、作中のあるシーンを組み立てたところ、資料元から抗議を受けました。使用については当然許諾が取れていると思っていたのですが、取っていなかったそうです。おまけに編集者が「勝手に資料を使いましたね」と僕のせいにするので、「資料として渡されたら、そりゃ資料に使うでしょう?」と揉めました」と明かした。 そして「江口さんに全力で石を投げつけられる漫画家、イラストレーターは少ないのかもしれません」とし、「一切の著作物の影響を受けずに創作を行うことはおそらく不可能です。写真を横に置いて描かない場合でも、記憶に残ったイメージを参考にします」「僕の絵はオリジナルではありません。いろんな漫画家の影響を受けています。先人が築き上げてきた技術や知恵を学習し、発展させようとしてきました」ともつづった。 「僕は江口さんの手法を肯定しません。だけど、イラストは美しいと思います」と記していた。…