1 名前:ミッドナイトエクスプレス(茸) [US] 2025/10/15(水) 09:26:07.51 ID:h0fkX/G40● ?PLT(13000).net アメリカ・ミシガン州で提案された法案「公衆道徳腐敗防止法」は、ネット上のポルノを全面的に禁止するという。違反者には最高懲役20年の重罰が科される。前編に続き、「神に選ばれた」と公言する、提案者の共和党議員ジョシュ・シュライバー氏に話を聞いてみた。 法案提出の理由 陰謀論にどっぷり浸かった、エロを憎む白人議員。どんなヤバい人物か……KKKみたいなのが出てくるのかと思いつつ、おそるおそる取材を申し込んだら、めちゃくちゃ丁寧だったので驚いた。 シュライバー議員は、柔らかい物腰で法案提出の理由を語った。 「この法案は、インターネットがポルノを広く行き渡らせ、20年前には想像もできなかった規模で子どもや若者がアクセスできるようになったという懸念から生まれました」 事前情報から想像していた威圧的な雰囲気はない。むしろ、自閉症の子どもたちを支援していた元幼稚園教師らしい、穏やかで真摯な語り口だった。 「ミシガン州では、若者がより幼い年齢でハードコアなコンテンツに晒される確率が高まっています。コミュニティからは、家庭生活へのポルノの浸透、性暴力の増加、過激な内容に違和感を感じなくなってしまうことについて懸念の声が上がっています」 議員は言葉を選びながら、丁寧に説明を続ける。 「公共政策には、脆弱な市民、特に子どもを、人間の弱さを搾取して利益を得る産業から守る義務がある。それが私の信念です」 子どもを守る。この錦の御旗を掲げられると、反論は難しい。だが、ここで素朴な疑問が湧く。子どもを守るなら、年齢確認を徹底すればいいのでは? なぜ大人も含めた全面禁止にするのだろうか。筆者の質問に、議員は即座に答えた。 「ポルノは単独の出来事ではなく、性的搾取と密接に関連していることを示す証拠が増えています。司法の場では、ポルノ制作と人身売買事件の関連が指摘されています。性的搾取の被害者たちは、グルーミング(性的な目的での子供への接触)や搾取、虐待を当たり前のものとして受け止めさせるため、ポルノがどう使われたかを語っています」 議員の口調は穏やかだが、主張は明確だ。 「これまでの研究では、重度のポルノ使用と、強迫的行動、相手をモノ扱いすること、不健全な性意識、安定した家族の絆を形成することの困難などの否定的結果との相関関係が明らかになっています。この意味で、ポルノは性的搾取を求める欲求を生み出す要因として機能し、同時に社会構造を弱める文化的力として働いているのです」 要するに「ポルノを見ると人間関係が壊れ、家族も作れなくなり、社会全体が崩壊する」という主張だ。年齢確認で子どもだけを守るのでは不十分。大人も含めて全面的に禁止しなければ、アメリカ社会そのものが腐敗していくというわけだ。…