1: 久太郎 ★ AT6bBIHU9 2025-10-12 09:35:09 北中米W杯アジアプレーオフは11日、第2戦を行った。A組ではUAEがオマーンに2-1、B組ではイラクがインドネシアに1-0でそれぞれ勝利。この結果、B組2連敗に終わったインドネシアの最下位が確定し、W杯出場権を逃すことが決まった。第3戦はいずれの組も14日に行われる。 ▼A組 A組ではプレーオフ初戦のUAEと、初戦でカタールと引き分けたオマーンが対戦した。 前半12分、オマーンがサイド攻撃から大きく左右に振って攻め込むと、DFアムジャド・アルハルシのシュート性のクロスがUAEのDFクアメ・アントン・クアディオに当たってゴールに吸い込まれ、オマーンがW杯出場権獲得に向けて一歩前進した。 ところがUAEは後半31分、左に開いた途中出場のMFアリ・サレハのクロスをDFマーカス・メローニが頭で合わせ、同点に追いつくと、同38分にも左サイド攻撃からMFカイオ・ルーカスがインスイングのクロスを配球。これがゴール前を斜めに横切ってそのままゴールに吸い込まれ、勝ち越しが決まった。 このゴールが決勝点となり、ポット2のUAEが勝ち点3で単独首位に立った。14日の最終節ではポット1のカタール戦と対戦、引き分け以上に持ち込めば、“下剋上”で1990年イタリア大会の初出場以来36年ぶり2度目のW杯出場が決まる。 一方、全日程を終えたオマーンは首位でのW杯ストレートインの可能性が消滅。2位に与えられる大陸間プレーオフ決定戦への出場のため、カタールが最終節で2点差以上で敗れるのを望む形となった。 ▼B組 B組はプレーオフ初戦のイラクと、初戦でサウジアラビアに敗れて崖っぷちのインドネシアが対戦した。 試合は両チームとも勝たなければならない状況のため、互いに出方をうかがいながらも攻め合う展開。そして後半31分にイラクが先手を取った。後半から途中出場した22歳のFWジダン・イクバルが右サイドからドリブルを仕掛け、バイタルエリアを横切ると、ペナルティーアーク内から左足一閃。低弾道シュートをゴール右隅に突き刺した。 このゴールが決勝点となり、イラクが白星発進。勝ち点3でサウジアラビアと並んだ。14日の最終節でサウジアラビアに勝てば、1986年のメキシコ大会での初出場以来40年ぶり2度目のW杯出場となる。 一方のインドネシアは2連敗でB組最下位が確定。オランダ領東インドとしてアジア初のW杯出場を果たした1938年フランス大会以来88年ぶりのW杯出場は果たせなかった。 プレーオフの順位、結果は以下のとおり。 [グループA](開催地:カタール) 1.UAE(3)+1 2.カタール(1)0 3.オマーン(1)-1 第1節 2025年10月8日(水) オマーン 0-0 カタール [ドーハ] 第2節 10月11日(土) UAE 2-1 オマーン [ドーハ] 第3節 10月14日(火) カタール 26:15 UAE [ドーハ] [グループB](開催地:サウジアラビア) 1.サウジアラビア(3)+1 2.イラク(3)+1 3.インドネシア(0)-2 第1節 2025年10月8日(水) インドネシア 2-3 サウジアラビア [ジッダ] 第2節 10月11日(土) イラク 1-0 インドネシア [ジッダ] 第3節 10月14日(火) サウジアラビア 28:30 イラク [ジッダ]…