1: ゴアマガラ ★ 2025/10/12(日) 22:18:13.47 ID:ZA1zIvbk9 サッカー日本代表は12日、ブラジル戦(14日・味スタ)に向けて千葉県内で非公開練習を行った。ブラジル戦の過去対戦成績はは3分け11敗と未勝利の日本代表。直近の親善試合では韓国を5―0で破るなど、相変わらずの破壊力を誇るブラジルに対し、どう戦うべきか。 アジア予選で培ってきた前線から積極的にプレスをかける攻撃的な守備でいくのか、それとも22年カタールW杯で見せたようにラインを下げて守備を固め、攻撃はカウンターにかけるのか。この日取材に応じた選手たちからは、さまざまな意見が聞かれた。 まず過去に4度、ブラジル代表との対戦経験があるDF長友佑都。前回22年の対戦では、ブラジル代表FWビニシウスと互角に戦った39歳は、W杯本番も想定してある程度、守備ラインを下げて戦うことも想定するか、と問われると「どうですかね。でもそれにトライしようとは、今の時点では考えてないと思いますね」と話した。 さらに「まずは今までやってきたような、ハイプレスもそうだし、全部が全部は(ハイプレスには)いけないですけど、前で奪うとことも含めてチャレンジした上で、そこで課題が出てくると思う。そのチャレンジは、やっぱりしていきたいなというのはチームとしてはありますね」と続けた。 長友の主張は「カタールの時のようにしっかり守ってカウンターは、ある程度は自分たちの経験として、いつ立ち返ってもできると思う。これまで(アジア予選を通じて)やってきた積み上げのところで、自分たちがどれぐらいできるのかは試したい」というもの。世界的強豪に対し、これまで森保ジャパンが磨いてきた強みで挑むべき、という考えだった。 一方で、22年のブラジル戦に出場したMF田中碧は、0―1で敗れた前回対戦を振り返り「前回はスコア以上の差はあるな、とチームとしてというか個人的に感じた。すごく勉強になった。とはいえ、またここで勉強しにいくわけじゃないので。直近(チームは)勝っていないし、 絶対に勝利というものを、最善の策を使って求めていかないと」と自身の考えを明かした。勝利への道筋としては「5―4―1でブロックを組んで、引いてカウンター、というものひとつあり、だと思う」と主張。前から守備にいく時間、ミドルブロックで守る時間などもあることは想定しながら「勝ちを目指す上で、自分たちがどういう振る舞いをしたほうがいいのか。 試合をする上で、どこかで何かを捨てなきゃいけないだろうし。僕自身は成長する、という目的はありつつも、チームとしてどの選択肢を選ぶかは、オプションがある中で、最善の選択肢を選ぶ必要がある」と現実的な戦いも見据えた。 同じく前回のブラジル戦を経験したMF伊東純也も「(守備は)高い位置っていうよりは低い位置で上手く取って、裏にスペースがあるんで、そういうところに人数かけて飛び出せれば。まぁ、前から(ボールを)取れればそれはいいですけど」と語り、 現実的な戦いが有効、と感じている様子。「やっぱり(ブラジルには)攻め込まれる分、どうしてもカウンターを素早くうまく使えればチャンスは作れるんじゃないかなと思う」と話した。 前から積極的に守備を行うのか、それともラインを下げて5バックで構えるのか―。その方向性を固めるのは、森保一監督になる。13日の前日練習、及びミーティングでどんな戦い方をチームに授けるのか。このブラジル戦が、北中米W杯での森保ジャパンの戦い方を左右する、と言っても過言ではない。 ◇2022年のブラジル戦VTR 当時FIFAランク1位のブラジルと6万3638人が集まった国立競技場で6日に対戦。前半2分にFWネイマールのヒールパスからFWパケタに左ポスト直撃のシュートを浴びたが、以降はDF吉田と板倉を中心に体を張った守備で対応。 後半開始からMF鎌田、同27分にMF三笘を投入するなど攻撃的なカードを切ったが、同32分にMF遠藤がFWリシャルリソンを倒してPKを献上。ネイマールに決められて0―1で敗れた。シュートは4本しか打てず、決定機は一度もなかった。…