
1: 名無しの旅人 2025/10/08(水) 14:47:42.14 ID:svNsEy7W9 新門司―神戸、フェリーなら最安7590円 ホテルの宿泊料が高騰し、ホテル代わりにもなる交通手段として、夜出発して朝到着する夜行フェリーや夜行バスの利用が増えている。新幹線などとホテルの合計代金に対する割安感が高まっているからだ。九州と関東、関西を結ぶ便は多く、各社は商機とみてPRを強化している。(川口尚樹) 北九州市の新門司港と関西を結ぶ二つの夜行便を運航する阪九フェリーでは、今年4~8月の利用客が前年の同じ時期から17%増えた。客室は120以上で、四つのベッドを備える家族向けの洋室や、リビングや寝室が独立したホテルと同等のロイヤルスイートなどの個室が人気だ。 運賃は大部屋で雑魚寝の客室も含めると最安1人7590円(税込み)で、個室も1万670円から。ネット予約などで、さらなる割引もある。都市部では家族向けのホテル料金が1泊2万円を超えることが多くなっており、新幹線などの運賃も考慮すると割安感が強まっている。 9月5日に新門司港から神戸港行きのフェリーに夫婦で乗船した東京都の男性(28)は「関西で宿泊しようとホテルを探したが、高くて夜行フェリーにした」と話していた。 九州と関東、関西を結ぶ夜行フェリーは計9航路ある。別府港(大分県別府市)―大阪港など3航路を運航する商船三井さんふらわあも、4月以降の旅客数が前年同期より15%増と好調だ。「大阪・関西万博でホテル料金が高騰し、宿泊を兼ねた移動手段として割安感を持たれている」(担当者)とする。 夜行バスも選ばれている。佐賀・福岡―関西などの夜行高速バスを運行するウィラーエクスプレス(東京)が6月に行った利用者アンケートでは、「宿泊料金の高さを理由に夜行バスを利用したことがある」との回答が68%に上った。 西日本鉄道が福岡・北九州―東京で運行する夜行バス「はかた号」は、2024年の利用者が1万4000人と前年から1割増え、今年も堅調だ。中でも1車両4席のプレミアムシートは、カーテンを閉めれば個室状態で就寝できることが人気で、予約開始日に完売となることが増えている。 各社はホテル代の高騰が新たな利用者を獲得するチャンスとみている。阪九フェリーでは、ホテル利用に比べた割安感をアピールする新CMの放送を始めた。担当者は「初めて乗船する客が増えてきた。船内の快適性もPRし、リピーターを増やしたい」としている。 読売新聞 引用元:…