
転載元: それでも動く名無し 2025/05/09(金) 06:51:17.78 ID:qB3lm+1r0 全治3ヵ月の重傷で「岡本和真」前半戦絶望…悪夢の交錯プレーに巨人OBが「ベンチの責任」を指摘する理由 2: それでも動く名無し 2025/05/09(金) 06:53:03.29 ID:qB3lm+1r0 ヤクルト、巨人、阪神で4番を打ち、三塁と一塁の守備経験を持つ野球評論家の広澤克実氏に、あのプレーをどう振り返るべきなのか話を聞いた。 「確かに三塁の浦田選手が悪送球をしたのは事実でしょう。とはいえ、どれほどの名手であっても、ごくたまなら、あの程度の送球ミスはしてしまうものです。 捕球の時にタイミングが合わず、一塁への送球が逸れてしまうことは決して珍しくありません。つまり浦田選手に責任はないのです」 ならば岡本はどうだったのだろうか。 「バッターが一塁に向かって走っていく視線で見るとベースの左側、つまり二塁を向いている側で守備を行います。 一方、ベースの右側、つまりファウルグラウンドを向いている側は一塁を走り抜ける打者のために空けておくのが基本です。そうしないと走塁妨害を宣告される危険性があります。 この基本から考えると、あの時に岡本選手は逸れたボールを捕ろうとミットを右側のスペースに伸ばしてしまいました。これでは左手が中野選手と衝突するのは当然だと言えます。 もちろん岡本選手が一生懸命にボールを追った結果ではあるのですが、あれは三塁手の送球ミスと割り切って捕球せず、ボールがファールグラウンドを転々とすることを前提にプレーすべきだったと思います」(同・広澤氏) 4: それでも動く名無し 2025/05/09(金) 06:54:03.01 ID:qB3lm+1r0 と言うことは、岡本の戦線離脱は彼の“自業自得”なのか──広澤氏は、それも事実とは異なると指摘する。 「現在のプロ野球では複数のポジションを守るユーティリティプレイヤーが注目を集めています。岡本選手も三塁と一塁、さらに外野も守らされてきました。複数のポジションを守ること自体は何の問題もありません。 問題なのは守備コーチがことある毎に、それぞれのポジションにおける基本を徹底して教えているかどうかです。 巨人に限らず、丁寧な指導を心がけている守備コーチが12球団にどれだけいるのかという観点は重要ではないでしょうか」(同・広澤氏) 「岡本選手が一塁を守っていた時、必ず似たような状況が起きていたはずです。その際、守備コーチはファーストの基本を再確認させることで、岡本選手が安全にプレーできるよう注意喚起する必要がありました。 しかし、実際はどうだったのでしょうか。いずれにしても今回のアクシデントで『岡本選手が1塁守備の基本を教えられていない』ことが明らかになりました。 つまり岡本選手が負傷した責任を負うべきは、一義的には守備コーチだと思います」(同・広澤氏)…