1 名前:@仮面ウニダー ★:2025/04/01(火) 03:17:41.92 ID:0RTJvvH2.net 韓国に憧れ、現地就職を目指す日本人が増えている。ただ、韓国人すら望む職にありつけない就職難の中で、自国の雇用を 優先することから製造業などの一部を除いて外国人の就業には高い壁がある。韓国で働く日本人はどのように現地就職をつかみ取った のか。(釜山・平山成美) ー中略ー ◆ ◆ 釜山有数の国立大である釜山大を2月に卒業した鬼木凜さん(24)は、関心のある整形外科の通訳や貿易関連の仕事を念頭に在学中から 就職活動を開始。ただ、韓国は日本と就活スケジュールも違えば、即時雇用が前提。「今すぐ働けないならだめだよ」と 何度も追い返された。 留学ビザが切れる3月までに決まらなければ、帰国しようと焦っていた。大規模な就職説明会に参加し、手当たり次第、企業ブースに 顔を出した。ある企業の担当者からは「うちは日本人は雇っていない」と当惑された。多くの企業は生産現場での労働力を求めており、 参加者は東南アジア出身がほとんどだった。 「日本人を探している」と知人から紹介された企業も結局、最終面接で断られた。外国人採用に必要なビザの制度を知らなかった ようだった。「手間暇かけてまで、ビザを取るまでの人材だと思われなかったのか」と落ち込んだ。 やっともらった合格通知に飛びつき、韓国企業に3月に入社できた。カジノやゴルフなどの観光分野の仕事で新鮮さはあるが、 もともと希望していた職種の求人は今も気になる。 ◆ ◆ りのさん(仮名)は19歳で渡韓し、今26歳。釜山の国立大に留学し、「特定活動ビザがもらいやすい」といううわさのあった デザイン学を専攻したが、難易度が高いE-7ビザを前提とした就活は諦めた。 韓国で出会った日本人学生30人弱は女性が多く、卒業後に韓国就職を果たしたのは知る限りで2人だけ。 ほかに結婚ビザを考えている5人を除き、みんな帰国した。自身も卒業した昨年、一時日本へ戻った。 帰国後に見つけたビザが「会話指導(Eー2)」で、大学の専攻とは無関係の日本語教師の資格を取得。1月、ソウル郊外にある高校の 日本語ネーティブ教師の枠を発見した。採用されたが、学校側が外国人採用に不慣れなためか、手続きのため日韓を4往復し、 渡韓費用も大きかった。 韓国の新学期は3月から始まる。ビザが出たのは同月中旬で、翌日に即ソウルに入った。2日後、すぐに教壇に立った。 日本人を前に、きらきらした目を向けてくる生徒たちの前に立つと働く実感が湧いてきた。 K-POPへの憧れを入り口に、韓国の風土や人々の気質に魅了されてきた。そこで、新たな生活が始まった。 ・厳しさ増す韓国就職 韓国就職を目指す日本人が増える中、その受け皿は依然少ない。日韓の若者の相互就職を支援する「KOREC」(ソウル)の 春日井萌代表は、狭き道を進む就活生へこう伝えている。日本人が韓国で働くのは、その逆の1000倍難しい-。 春日井さんは今、若い人たちの韓国熱を強く感じる。「最近は韓国で生活すること自体が憧れの対象になっている」。 Kカルチャー人気や韓国語学習者が増えてきたことが背景にあり、就職を念頭に、留学段階から準備を始める若者が多く訪れるという。 就職を望む人たちが増えたため、求められる能力(スペック)も高まっている。韓国語能力試験(TOPIK)中級程度の語学力があれば 就職できたのは5年ほど前のこと。今や最高の6級保持が当然で、言語以外の能力が重要視される。 日本人採用を検討する韓国企業は、化粧品やIT関係のスタートアップ(新興企業)が中心だという。 一方で日本語や英語が堪能な人が多い韓国で、あえて日本人を雇用しようとする企業は増えていない。 日本進出の初期段階など必要性は限られる。 韓国のビザ発給状況について、春日井さんは「生産現場で体を使って働く層には出やすい一方、事務職には出にくい」と指摘。 就職が決まらず、やむなく日本へ戻る若者が今後増えるのでは、と心配している。 全文はソースから 3/31(月) 9:40配信 引用元:…