東京都新宿区高田馬場の路上で、動画のライブ配信中だった女性が殺害された事件は、18日で発生から1週間となる。容疑者の男は、金銭トラブルから女性への恨みを募らせて凶行に及んだとみられる。リアルタイムで居場所が分かる屋外配信の危険性が注目されたが、業界関係者は「配信者と視聴者が直接会ってやりとりを重ねたことも事件の背景にある」と指摘する。(鈴鹿雄大、米田怜央) () 事件では、若者を中心に人気となっている配信者の活動の危険性に注目が集まった。 配信者育成事務所「晴(はる)ライバーオフィス」(東京)の前田晴香社長は「事件をきっかけに『配信は危ない』との目を向けられるのは残念」と困惑する。 所属する配信者には「外で歩きながらの配信はせず、家の中でするように」と指導を徹底。 自身も本名で8年間配信をしているが、自宅の住所や配信場所を明らかにしたことはない。危険な思いをしたことはないという。 前田社長は「リスナー(視聴者)と直接会うのもやめるよう伝えている。危険が伴うし、投げ銭で応援しなくてもいいと思われてしまう」と話した。 ※詳しくは上記リンクより 関連記事…