
転載元: 冬月記者 ★ 2025/03/09(日) 23:18:03.00 ID:5ko/e8zs9 イチロー初告白、日本球界復帰悩んだ過去「止めてくれたのは妻だった」弓子さん助言「もう少し踏ん張ってみてはどうか」【独占取材】 日本人初となる米野球殿堂入りを果たしたイチロー(51、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)に独占インタビュー。 2001年のメジャーデビューから数多くの大記録を打ち立て、殿堂入りを果たした今、現役中に苦しんだ時期のエピソードなど、これまで語ることのなかった真実に迫る。 日本球界復帰も考えたイチロー、その候補は“巨人” インタビューに答えるイチロー メジャー7年目の2007年、イチローは野球人生で初めて自らチームを選べる状況となった。 世界一からはほど遠いマリナーズに残留するのか?熱烈なオファーを受けた、メジャー屈指の名門、ヤンキースへ移籍するのか?当時の胸の内を聞くと、意外な言葉が返ってきた。 イチロー:2007年は、実は日本に戻ろうかと考えたこともあった。でもそこを踏みとどまった。 帰国して日本のプロ野球へ復帰する。そのチームとは、当時、原辰徳監督が率いていた読売巨人軍だったという。 記者:あの当時は、巨人っていうチームはイチローさんから一番遠いイメージだと思ったんですけど、それでも巨人の可能性を考えたっていうのは、なぜだったんですか? イチロー:面白いじゃないですか、人が想像しないからね。それはプロ野球選手としての一つの使命と捉えることもできる。 イチローは、オリックス時代のある出来事を覚えていた。 イチロー:春のオープン戦で、神戸にジャイアンツが来たとき、こんなに人が集まるのかって。巨人ってすごいなぁっていう記憶がすごくあります。 さらに、巨人で一時代を築いた西本聖が1992年、中日からオリックスに移籍。その西本の姿も強く印象に残っているという。 イチロー:西本さんがいらっしゃったときに、雰囲気がちょっと違うなって、オリックスの選手たちと。これが巨人かぁって。西本さんのイメージですね、僕の中では。 止めてくれたのは、妻・弓子さん イチローの殿堂入り会見を見守る弓子さん 記者:でも、メジャーに残ったのはなぜ? イチロー:それで逃げたら負けだと思ったからです。悩みましたけどね。それを止めてくれたのも妻だったんですよね。「あまりにもそれは勿体ない。大変だろうけど、もう少し踏ん張ってみてはどうか」という助言をもらいました。時間が経ったときに、それが5年10年経ったときにどうかって想像したときに、じゃあ、日本にそのときに戻ります。瞬間的にはおそらく盛り上がってくれる。じゃあ翌年、3年、4年続きますか?確かにそれは難しいという想像もしました。その熱量は続かないですね。それも大きかったですね。冷静に考えると、瞬間的なものだなって。で、もう一度アメリカでプレーすることは極めて困難になるだろうなと、それもありましたね。 妻・弓子さんの言葉で、アメリカに踏み留まったというイチロー。厳しい逆風の中でも戦い続け、マリナーズでは、デビューから10年連続200安打という金字塔を打ち立てた。 2012年には38歳でヤンキースに移籍した。7月には移籍後初本塁打を放ち、メジャー通算100本塁打を記録。自身11年ぶりとなる地区優勝にも貢献した。 2015年には、41歳でマーリンズに移籍、翌年にはメジャー通算500盗塁と通算3000安打も達成。2018年に再び、古巣・マリナーズに戻った。 続きはリンク先…