1 名前:おっさん友の会 ★:2025/03/05(水) 23:58:10.12 ID:i6RXkqqT9.net 承諾を得て長男を殺害したとして、承諾殺人罪に問われた男の被告(82)=滋賀県野洲市=の初公判が2月13日、大津地裁(大嶋真理子裁判官)であり、被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役4年を求刑し、弁護側は執行猶予付き判決を求めて即日結審した。判決は3月10日に言い渡される。 「こうするしかないと思ってやったが、間違っていた。毎日寝る前、夢に出てきてほしいと思う。謝りたい」。2月13日に大津地裁であった承諾殺人事件の公判で、被告(82)は自ら手をかけた長男への思いを語り、30年以上の介護に疲弊して追い詰められていった状況を明かした。 長男(50)は高校生だった1991年、所属したサッカー部の自主練習中に交通事故で大けがを負った。脳挫傷の後遺症で身体が不自由となり、全ての日常生活には介助が必要となった。返事以外の発語はなかったという。 被告は自宅をバリアフリーに改修し、献身的に介護を続けた。食事や排せつ、入浴をはじめ、床擦れや体の硬直を防ぐための体位交換を欠かさなかった。介護施設に通うことはあったが、自宅ではいつも一緒に過ごしていた。被告人質問で弁護人からその理由を問われると、「私が離れようとすると、ウーンと声を出してさみしそうな顔をしましたので」と答えた。 ここ数年は自身の体調が悪化。メニエール病を患い、めまいや吐き気に襲われた。ほかの家族への負担を考えて相談ができず、犯行に至った。 事件当日、長男に「お父さんも死ぬから一緒に死ぬか」と何度か聞くと、長男は「うん」と答えた。首を絞めると、唯一動く左手でも抵抗をしなかったという。 京都新聞 2025/03/05 引用元:…