1: シャチ ★ 2025/02/23(日) 23:28:01.73 ID:J2bkCm3u9 新潟県が、改正植物防疫法に基づいて策定した総合防除計画で、水稲を食害するスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)を未発生の水田に持ち込まないことなどを、農家らが守るべき「順守事項」として定めたことが分かった。勧告・命令に従わない場合には最大30万円の過料を科す。米の収穫量と作付面積が全国最大の産地だけに、県を挙げて侵入を防ぐ考えだ。 同害虫は南米原産のたん水に生息する巻き貝の一種で、生育初期の稲やレンコンなどを加害する。近年温暖化などで生息域が拡大し、問題になっている。農水省によると2022年時点の発生地域は関東以西の35府県で、同県の隣接する2県でも発生している。 繁殖力が高く、同県は「定着すると根絶は困難で、まん延すれば本県の稲作に多大な影響をもたらす」として順守事項に定めた。目的にかかわらず、水田に持ち込まないことを明記した。発生水田では、水路を介した侵入とまん延を防ぐため、取水口や排水口に網を設置することや適期の薬剤施用を求めた。 昨年、交流サイト(SNS)に、ジャンボタニシを水田にまく様子を収めた投稿が拡散。農水省が「ジャンボタニシの放し飼いは止(や)めて!」と注意喚起する事態となっていた。 順守事項は、新潟県以外に6県が定めている。青森県がリンゴのモモシンクイガ、愛媛県がかんきつのミカンバエ、茨城県と千葉県がサツマイモの基腐病など、まん延時の損害が大きいものを対象にしている。 日本農業新聞 引用元: ・【新潟】ジャンボタニシ持ち込み厳禁 〝米どころ〟新潟県「順守事項」に 最大30万円の過料も [シャチ★]…