1 名前:昆虫図鑑 ★:2025/02/21(金) 08:19:00.06 ID:3iZTse1e.net 韓国政府が「人工知能(AI)の国家代表精鋭チーム」を選抜する。限られた資源を集中的に投資し、世界最高水準の大規模言語モデル(LLM)を開発するためだ。米国、中国などが大規模な投資を通じて強力な人工知能(AI)モデルを早く開発している中で、遅れを取らないために作った政府レベルの対応戦略だ。 20日、国家人工知能委員会は崔相穆(チェ・サンモク)大統領権限代行副首相兼企画財政部長官の主宰で第3回会議を開き、「AIコンピューティングインフラの拡充を通じた国家AI力量強化案」を発表した。崔副首相は「国家AI力量を早く強化しなければならない時点」とし「AI3大強国への飛躍に向け、官民が力を合わせる必要がある」と述べた。最近、AIモデルの開発競争は企業単位を超え、国家対抗戦のレベルにまで拡大している。米国は今年初め、AI技術・インフラに5000億ドル(約74兆8000億円)を投資する「スターゲートプロジェクト」を発表した。フランスは今月初め、自国で開催したパリAI首脳会議で1090億ユーロ(約17兆円)の民間投資を約束した。このような構図は、中国が先月、低コスト・高効率の生成AI「ディープシーク」を公開し、さらに激しくなっている。しかし、韓国国内のAI投資規模や開発水準はこれに及ばない。情報通信企画評価院(IITP)によると、米国とAI技術の格差は中国が0.9年、欧州が1年、韓国が1.3年だ。 同日発表した政府のAI力量強化案の柱は大きく3つだ。世界水準の国内AIモデルの開発・AIコンピューティングインフラの拡充・AI学習に向けた公共データの開放だ。まず政府は韓国型チャットGPTを目標にAI国家代表プロジェクトである「ワールドベストLLM」プロジェクトを推進する。世界最高水準のLLM開発が目標だ。このため、国家代表の人工知能精鋭チームを選抜する。精鋭チームにはデータとグラフィック処理装置(GPU)など核心インフラを全面的に支援する。韓国政府は記者会見で、「チームの選抜に関する具体的な計画は準備中」とし、「できるだけ1年以内にLLMモデルを開発し、期待に応えたい」と述べた。また、人材募集のために国内外の大規模な競進大会「グローバルAIチャレンジ」も開く。 AI人材が思う存分研究できるように、AIコンピューティングインフラの拡充も加速化する。来年上半期までに1万8000枚規模の先端GPUの確保が目標だ。国家AIコンピューティングセンターを中心に1万枚を確保し、8000枚はスーパーコンピューター6号機の構築を通じて確保する。中長期的に2030年までに国家AIコンピューティングセンター内の国産AI半導体の割合を50%に引き上げ、AI半導体競争力も高める。AI学習のための公共・民間データも大幅に開放する。これまで自動運転分野に限って認めてきた非定型原本データ(防犯カメラの映像など)を産業で必要な分野に拡大する。地方自治体216カ所が統合して運営する約65万台の防犯カメラ(CCTV)に映った事故・災難・災害のような映像をAI学習用データベース(DB)に構築することにした。 AI業界では政府の全面的な支援を歓迎している。しかし、各論においては、まだ足りないという反応が多い。特に、AI人材の確保に政府の積極的な対応が必要だという指摘だ。あるITプラットフォーム関係者は「優れたAI人材が国内に留まろうとしない」として「GPUの確保だけでなく、AI人材に対するインセンティブ、支援策まで盛り込んだ総合的な制度改善が必要だ」と話した。 引用元:…