1 名前:昆虫図鑑 ★:2025/02/18(火) 08:15:18.69 ID:omciXyBr.net 円高が進んでいる。日本経済が昨年10-12月期に突然成長し、基準金利の追加利上げの可能性が大きくなったためだ。専門家は日本経済の回復の兆しは「低成長の赤信号」が灯っている韓国経済に肯定的な影響を与えると予想している。 ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、韓国時間の17日午後4時基準で1ドル=151.66円で取り引きされた。前営業日の安値(153.15円)より1%近く上昇した(為替は下落)。1ドル=158円まで下落した年初に比べると、上昇の勢いはさらに目立つ。 同日、円高が進んでいるのは、昨年10-12月期の日本経済の成績表が出たためだ。日本内閣府によると、昨年10-12月の実質国内総生産(物価変動を除くGDP)は前期比0.7%増加した。市場の予想値(0.2~0.3%)を大きく上回ったうえに、年率(前期比)では見通し(1.1%)の2倍以上の2.8%となった。昨年1-3月期に日本経済は完成車メーカーの相次ぐ生産中止でマイナス成長(-0.5%)となった。その後、3期連続でプラス成長したというのが特徴だ。 昨年の年間成長率は0.1%で、「日本の景気が後退(逆成長)する可能性がある」という見通しを覆した。昨年の名目GDPは609兆2887億円で、安倍晋三元首相の念願だった「600兆円」の壁を越えた。 日本経済が予想外の成果を収めたのは、昨年10-12月期の企業投資と輸出が増えたためだ。設備投資は半導体とソフトウェアを中心に前期比0.5%増加した。日本経済新聞によると、日本の上場企業1100社の昨年4~12月の純利益は1年前より15%増加した約43兆円となった。過去最大規模だ。 輸出も前四半期より1.1%、1年前より4.3%増加した。ただ、GDPの半分以上を占める民間消費は、前期より0.1%増にとどまった。市場の予想(0.3%減)を上回って増加傾向を見せたが、消費回復は遅れているという評価だ。 明治安田総合研究所チーフエコノミストの小玉祐一氏は「全体的に(日本の)経済が成長しているため、日銀は段階的な利上げを続ける可能性が大きい」と話した。ブルームバーグ・エコノミクスエコノミストの木村太郎氏も「企業投資の増加と弾力的な消費の流れを見ると、BOJの利上げが民間部分の活力を低下させていない」と分析した。日銀は先月、基準金利(短期政策金利)を0.5%に引き上げた。17年ぶりの最高水準だ。 懸念の声もある。日本も韓国と同様に対米貿易黒字国で、トランプ氏の関税攻撃の範囲内にあるためだ。WSJによると、日本政府は現在、トランプ大統領が予告した鉄鋼とアルミニウムの25%の関税対象から外されるために積極的に交渉を進めている。 ただし、高麗(コリョ)大学経済学科のカン・ソンジン教授は「日本は韓国の主な輸出市場の一つであり、日本経済が回復するほど国内の輸出需要が増加する可能性がある」と話した。円高が進めば、同調化傾向のあるウォン相場も上昇するとみられるため、為替の防御にも役立つと説明した。 同日、ソウル外国為替市場でウォンは終値基準前の取引日〔1443.5ウォン(約151.4円)〕より1.8ウォン上がった(為替は下落)1441.7ウォンで取り引きを終えた。円高とともにスーパードル(ドル高)が停滞し、ウォン相場は一時1430ウォン台後半まで上昇した。 引用元:…