フジテレビが『退屈貴族』で老人を丸焼きにした事件、警察の動かなかった理由が上納以外あり得ないと話題に フジテレビのスタッフは、以前日本テレビの別番組で出演していた「幽体離脱をし、火渡りをする老人」に目を付け、出演依頼を取り付けた。 老人は一人暮らしであり、久々に注目されたことに気を良くしたのかそれを快諾した。 老人は段ボールに火を付け、その上を歩こうとしていた。 段ボールに灯油を撒いて火を付けた所激しく燃え上がってしまったが、そのまま中に突入した。 撮影後、オロナインを塗ったはいいが、老人の両足は真っ赤に焼けただれ、足裏の皮はめくれ上がっていた。 番組スタッフは老人をタクシーに乗せ、そのまま自宅へと送っていった。老人に病院に行くか確認した所、大丈夫と言ったため、出演料2万円を払い撤収した。 5日後、痙攣している所を隣に住んでいた兄によって発見され、すぐに病院へと搬送される。老人の火傷は足の裏から太ももにかけて、表面積の三割近くまで及んでいた。この火傷により老人は多機能不全に陥った。 病院は事件性を疑い、TV撮影上の過失ではないかと警察に通報する。警察はすぐに調査を開始するが、フジテレビの上層部が撮影を認識していなかったのか、撮影の存在そのものを否定した。警察はそれを鵜呑みにし、老人の虚言と判断。その翌日には撮影した映像が退屈貴族で放映された。 ↓ 港浩一、事故隠匿の功績により出世を果たす 最大の問題は事故を公表しなかったことだ。港氏ら管理責任者、制作担当者の懲戒処分は一切なされず、それどころか港氏は半年後、バラエティ制作センター室長というポストに出世している。 この「退屈貴族」の問題と中居正広氏の件についてのフジテレビの対応は似ている。中居氏の件も、事件が起きたのは約1年半前の2023年6月。港氏は問題を把握していたが、「被害女性のプライバシー保護」などを理由に、2024年12月に週刊誌報道があるまで問題を隠蔽。中居氏を起用し続けた。 関連記事…